こんにちは
疲れがとれるかわからない・・・と思って2週間もクラスをお休みにしてしまったのですが、
すっかり疲れはとれました。
自分のお稽古を再開です
今回、私は初めて劇場でパルマを叩いたのですが、改めて気づいたことがあります。
それは、フラメンコの音楽は素晴らしく、そこにいるだけで幸せ、ということです。
リハーサル前にサウンドチェックをして、みんなで音を出し合い一人一人への音の返しを調整してもらいましたが、
調整前と調整後って全然違うんです。
タブラオだと、自分の座る位置とギターさんは遠かったり、場所によって色々違いがあるのですが、
劇場で返しを調整してもらったら、音楽が自分を包んでいるように感じました。
音楽隊って毎回劇場でこんなに幸せな耳になるんだ・・・と思った次第です。
なので、「たくさんリハーサルしたし、パルマは音楽隊に任せても大丈夫だったのでは?」と思っていた気持ちは
全く別物になり、私がパルマをしなくても大丈夫だろうけどこの音楽の中にいたい!!と思ったのでした。
なかのzeroホールは昨年改装をして”音が良くなった”と劇場の方も言っていたのですが、
音楽アーティストもそのように言っていました。
たまたまなタイミングなのですが、幸せな経験をさせてもらいました。
しかし、その環境に慣れていない私は、マイクと全く関係ないところでハレオをかけていたりしますので、
ビデオをチェックするとマイクのラインに入っていないことも多く、会場ではほぼ地声で聞こえていたと思います。
それにしては恐ろしく声が通っていますが、次回はこのことを頭に入れて音楽にも参加させてもらおうと思います。
そしてもう一つ。
私もガチで踊りたい!!!
あんなに素敵な音楽と舞台&照明があるのだから、勉強中な自分も踊らなければいけないと思いました。
踊らなきゃわからないことがたくさんあります。
上から目線になっていたつもりが、とってももったいないことをしてしまいました
今回、たくさん踊ったお花ちゃんをみて「よくあんなに踊れるね~」と思った方も多いと思いますが、
彼女たちも私も、参加を決めた時からその曲数を踊る覚悟をして練習してきています。
彼女たちは現場で強くなっていきました。
1か月か2週間前にはだいたい仕上がっていて、最後の方のレッスンで私が言っていたことは
「お肉を食べましょう」
「水を飲みましょう」
「早く寝ましょう」
「運を信じましょう」
「もう、自習しちゃだめ」「練習はしなくていい」
「乳酸がたまっているから今は出来ないだけだから、休めばできる」
と、アーティストが笑ったり呆れたりしていたけれど、私は最後のリハーサルでも「本番はできるから」と
本当にそう言ってきました。
そしてそれを信じてくれていたお花ちゃんは本番はバテることなく踊りきっていたように思います。
覚悟って強い。計算だけじゃできないことです。みんな oleeeee!!!
だから私も、今からそう決めたら出来るんじゃないかな、と思います。
最後の曲はおそらく上級生になるので、その曲は彼女たちとアーティストにお任せして、その後に私もガチで踊ります。
その時は、命を込めて、シギリージャにしようかな
バイラオーラだもの。
ふたむらひろみ。