御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

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五味太郎講演会湯茶接待係

2006年11月29日 | 講座やイベント。
さて、先日(11月18日、土曜日ですね)、
絵本作家五味太郎氏を招いての文学講演会が開催されました。
演題は「絵本の周辺」。
この演題は五味氏の定番のようです。
私はたまたまお休みの日だったのですが、ボランティアで湯茶接待係を引き受け、
時間に間に合うように大急ぎで会場に向かいました。

みなさん楽しみにされていたようで、開場時間前から会場にいらした方も多かったように見受けられました。
お客さんの年齢層も例年よりずっと若く。30代くらいの女性が多かったですね。
ところがところが、肝心の五味氏。
なかなか到着しません。
東京からご自身で、お車でいらっしゃると聞いていたので、
きっと道路がこんでいるのだろうと思っていました。

お茶出しのタイミングがつかめないんです。
お湯を注ぐだけにして待っていました。
真っ赤なかわいいお車で現れたのは、開演およそ5分前。

お盆にのせる時間もそこそこ、慌てて慌ててお茶出し。
いま思い出しても冷や汗(赤面?)ものです

講演の内容は、というと。
どうやら五味氏、思いつくがままお話されていたようで。
覚えているのはうさこちゃんの話。(「うさこちゃんのスポンジがお風呂場にあるんだよ」「うさこちゃんかわいいよね」「うさこちゃんって21歳のときに初めて読んだんだ」「あんまり好みじゃない子から貰ったんだよね」などなど…)
それと、宮沢賢治の話。(「宮沢賢治は天才だよ」「若いころってジョバンニとかカムパネルラとか、名前が気に入らなかったんだよね」…)
あといろいろ、まあ「絵本の周辺」だよね、っていうお話。
…えと、まおまおで放送されるみたいなので、エアチェックをお勧めします

予定の時間が過ぎてもお話が止まらない五味氏、館長の勇気ある一言でようやく講演会は終了したのでした(「久々に自信に満ちた方にお会いしました」)。

さて、やっぱり慌てて講演会後のお茶出しです。
ずっとばたばたしていましたが、それでもいれたお茶を飲んでくださるのは嬉しいことです

そして五味氏はあっという間に、真っ赤な可愛いお車でお帰りになったのでした。
格好良い、自由人です。

以上、湯茶接待係の講演会裏話でした!

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