御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
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おススメの本です!

2011年04月15日 | 職員のつぶやき。
今日は最近読んだ本で おススメしたい本があり ご紹介させていただきます。
「Petey」作ベン・マイケルセン
この本の主人公ピーティは生まれた時から脳性まひで体がねじれ
自分一人では日常生活が困難な少年の人生を描いた物語です。
この物語はフィクションですが実在のモデルの方がいるそうです。
ピーティの生きた時代は1920~1990年のアメリカで日本も
そうだと思いますが、その当時はまだ脳性まひについて、まだ
よくわかってない時代でピーティも色々な困難な中生きています。
生まれてからピーティの両親はできる限りの事をしようとしたものの
金銭面で容易ではなく 医者からの言葉もあり泣く泣く
「精神病患者収容施設」へピーティを預けてしまいます。脳性まひは
身体的ハンディは伴うけれど大抵知的障害は無いそうで身的ハンディのために
話しがうまく出来ない事から周りの人達がコミニュケーションが取れないと
思い込み ピーティの意思など聞かず、寝たきりで放置されます。それでも
ピーティは明るく優しい性格だったので少しずつピーティを理解する
仲間が出来てさらにはピーティを必要とさえ思う仲間ができます。
この物語を読んで私は最近「自分にできること・・・」
がつねに頭にあって色々と思っていたけど、やっぱり
「普段から普通に思いやりの心をもって生活していればOK」なんじゃないかなと
 少し心が軽くなりました。
「Petey」は児童書のコーナー本館18の棚(933マ)にあります。
ぜひ、大人の方にも読んでいただきたいです!最近児童書の中でも大人でも
楽しめる本が増えています。児童書の棚ものぞいてみてください yt
コメント
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