先日、ある公的機関のキャリア支援関連のセミナーでグループアプローチを取り入れた。個別相談による支援と合わせて、自己理解支援や仕事理解支援に有効な場合がある。
比較的大人数のセミナーだった。参加者の年齢層は20代から70代まで。大多数は初めて参加した方々だった。テーマは、仕事の価値観に関することなど。時間は約2時間。単なる意見交換の場ではなく、簡単な個別作業の後、ファシリテーションによって各自が仕事の芯になる価値観に気づいたりヒントを得たりすることを目的とした。パートナー講師と二人態勢でファシリテーターを務めた。
正直なところ、始めるまではうまく場を回して行けるのかと不安もあった。しかし、始まるとほぼ全員が席を立ち、動き、用意した様々な形の色画用紙やマジック、クレヨンなどを使って作業に取り掛かった。シンプルなもの、手の込んだもの、カラフルなものなど様々な「作品」ができ上って行った。そして、各自の「作品」を5、6人のグループメンバーでシェアしてもらった。真剣に、笑顔で、メンバーそれぞれの話にうなずいたり、拍手を送ったり。最初緊張気味だった参加者も、自分の話を初対面の相手にも聞いてもらい、他人の話を聞くうちに、和やかな表情になり場の空気は温まって行った。
起業予定者、移住希望者、個人事業主、主婦、就職活動中やシニアの方など様々だったが、特に組織から離れている方々の中には、自分の考え方や価値観を誰かに認めてもらいたいという思いを持っている方が多いと感じた。自分の考え方と違っていても、「そういう考え方もあるんだ」と認める。新たな発見があれば素直に取り入れる。
グループアプローチの効果を実感し、ファシリテーターの役割を再認識したセミナーだった。それから忘れてはいけないことは、「参加してよかった」と言ってもらえる場づくりの準備とスタッフとの協働だと思う。
比較的大人数のセミナーだった。参加者の年齢層は20代から70代まで。大多数は初めて参加した方々だった。テーマは、仕事の価値観に関することなど。時間は約2時間。単なる意見交換の場ではなく、簡単な個別作業の後、ファシリテーションによって各自が仕事の芯になる価値観に気づいたりヒントを得たりすることを目的とした。パートナー講師と二人態勢でファシリテーターを務めた。
正直なところ、始めるまではうまく場を回して行けるのかと不安もあった。しかし、始まるとほぼ全員が席を立ち、動き、用意した様々な形の色画用紙やマジック、クレヨンなどを使って作業に取り掛かった。シンプルなもの、手の込んだもの、カラフルなものなど様々な「作品」ができ上って行った。そして、各自の「作品」を5、6人のグループメンバーでシェアしてもらった。真剣に、笑顔で、メンバーそれぞれの話にうなずいたり、拍手を送ったり。最初緊張気味だった参加者も、自分の話を初対面の相手にも聞いてもらい、他人の話を聞くうちに、和やかな表情になり場の空気は温まって行った。
起業予定者、移住希望者、個人事業主、主婦、就職活動中やシニアの方など様々だったが、特に組織から離れている方々の中には、自分の考え方や価値観を誰かに認めてもらいたいという思いを持っている方が多いと感じた。自分の考え方と違っていても、「そういう考え方もあるんだ」と認める。新たな発見があれば素直に取り入れる。
グループアプローチの効果を実感し、ファシリテーターの役割を再認識したセミナーだった。それから忘れてはいけないことは、「参加してよかった」と言ってもらえる場づくりの準備とスタッフとの協働だと思う。
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