No.65 明治通りを横切って

11月に封切られた「さらば青春の新宿JAM」は
全国を巡り巡って、3/8～14にリーダーのお膝元イオンシネマ板橋で上映されました。

上映初日に、いったん帰宅してから劇場に向かう。
開始時間5分前に到着。
劇場ロビーの一角にはリーダーの衣装と私服、私物のVespaが展示。

　

　

写真を撮ってさあ中へ、と振り向いたところ
ロビーの真ん中にスーツ姿の背の高い人が1人立っている。

初日に顔出すかもと言ってたけど
ホントに本人？
それともうちの近所でたまに見る
そっくりさん？
目の悪いワタシには判別がつかない。

遠巻きに前を通るときに軽く会釈したら
「あ、どうも、どうも」と
近寄ってきて手を差し出してくれた。

ほわぁぁぁぁぁΣ(ﾟДﾟ)

ちょっと変な声出た(笑)

地元ということもあってか半分以上素の状態で佇んでいたリーダーは
メチャメチャかっこよかった。
（ていうか今までなんだと思っていたのか（ﾟ゜）＼バキ☆）

場内は「空席以外はほぼ満席」( ´艸｀)
上映前にリーダーがご挨拶。

ワタシは新宿、池袋とこれで3回目。
何回観ても同じところで笑ってしまい、そして変なところで泣きそうになる。
ライブ終了後の楽屋のシーンがやっぱりじんわりとくる。

テーマ曲の「明治通りを横切って」は事あるごとに録り直してきた曲で
いちばん最初に聞いたときは正直あまりピンとこない曲だったけど
今回のアレンジはすごく気にってる。

上映終了。誰からともなく拍手が起こる。
やっぱりいい映画。
もう一度東京のどこかで上映されるといいな。

No.64 振り返る夜/The Collectors

にぎやかな街から　遠ざかる靴音
みんな帰ってく
取り残されひとり　あてなく歩き出す
夕闇に消され　帰り道はもう探せない

逃げ出した理由は　ひとりになりたいとか
消えちゃいたいとか　じゃない
誰か迎えに来て　心配したよって
ひとりじゃないって　思いたかった
何度も振り返る夜

いつか知らない街　だれか愛しい人
出会えたのなら　君の話から聞きたいな

泣きだした理由は　何かが悲しいとか
やりきれないとか　じゃない
誰かを抱きしめて　ぬくもりを感じて
幸せだよって　思う夢を見た
何度も繰り返し見た

逃げ出した理由は　ひとりになりたいとか
消えちゃいたいとか　じゃない
誰か迎えに来て　心配したよって
ひとりじゃないって
ひとりじゃないさ
何度もつぶやいた夜

（2018年/アルバム「YOUNG MAN ROCK」収録）


今回のアルバムツアー
構成が絶妙


聴かせどころがすごくよく響く。

No.63 オートバイ/カーネーション

夢の中まで　風をはこんで
きみに会いたい　ほんの少しのGoodbye Tonight…

屋根の上から　空をながめて
ぼくはねむろう　いつものようにGoodnight Tonight…

遠い夜明けまでバイクに乗って空を飛ぶ
遠い明日まできみのこと忘れないよ

ぼくら星くず　はるか彼方で
笑いあえたね　少しのあいだGoodbye Tonight…
Goodbye
Goodbye

遠い夜明けまでバイクに乗って空を飛ぶ
遠い明日まできみのこと忘れないよ

屋根の上から　空をながめて
ぼくはねむろう　いつもここからGoodnight

（1992年/アルバム「天国と地獄」収録）


12/7、日本橋三井ホールで最終公演を迎えた
「35年目のカーネーション 2018東名阪ツアー
FANTASTIC VOYAGE」

ツアーゲストとしてやんべさん、鳥羽さん、棚やんを迎えてのシリーズ。
野音でも顔を揃えたメンバーだけど、通して5人で立つステージはワタシは20年ぶりくらいかな。


オートバイ-体温と汗-未確認の愛情　と、「天国と地獄」からの3連続。
BabyMetalを追いかける棚やん。
銀座と日本橋を間違えないように気にするあまり
何故か神田神保町で地下鉄を降りてしまったゆるずさん。
Edoriverで感極まって
”唄えない、無理、無理”とばかりに
ステージ袖に向かって何度もかぶりを振る直枝さん。

奇跡のような夜だった
(´；ω；`)


35年目のカーネーション　としては
ひとまずこの日で一区切り。


年明けは秋に台風で中止になってしまった
虎丸座のライブ。
いったいどんな展開が待っているんだろう。
（＾＿＾）

No.62 東京/くるり

11/3にZeppDiverCityTOKYOで行われた
『タワーレコード新宿店20周年祭 LIVE～FUTURE OF BASIC～』に行ってきました。
出演は原田珠々華（OA）ハンバートハンバート、そして くるり。

デビュー20周年のくるり。
今まであまり積極的に飛びつくこともなく
TVやらあちこちでお姿や曲を拝聴していましたが
今回初めてライブを観ました。


キレイな日本語の歌詞を謳うバンドだなと、聴き入ってた。

「東京」という、よく知られた曲の一節。

恥ずかしい事ないように見えますか

刺さるというよりも
斧とか鉈でざっくりと切り付けられたように
胸に入ってきた



きっとこんな思いを抱えて東京で生きている人は
少なくない。


ライブ観てよかった、本当に。

No.61 国語/ハンバートハンバート

みんながフツーに使っている
そのコトバの意味がわからない
ねえ、イデオロギーって？
ねえ、アイデンティティって？
辞書を引いてみてもわからない

みんながフツーに使っている
そのコトバの意味がわからない
ねえ、カーソルキーって？
ねえ、アットマークって？
うちの広辞苑には出ていない

外国のコトバをカタカナに　わからないことを曖昧に

みんながフツーに使っている
そのコトバの意味がわからない
ねえ、オリジナリティって？
ねえ、クリエイティブって？
わからないくせに使うなよ

外国のコトバをカタカナに　わからないことを曖昧に

みんながフツーに使っている
そのコトバの意味がわからない
ねえ、マニフェストって？
ねえ、プライオリティって？
騙すときにだけ使うなよ
わからないくせに使うなよ
テメーの都合で使うなよ

（2008年 アルバム「まっくらやみのにらめっこ」収録　出典：歌ネット）

4/29、ラゾーナ川崎にてハンバートハンバートのフリーライブを見てきました。
階上のそれほど広くない中庭なのにキッチンカーやテントが出ていてとても開放的。

CM曲や「おかあさんといっしょ」で使われた曲など、初めての人にもとっつきやすいラインナップの中でちょっと毒気のある「国語」を入れてくるあたりが好き。

野外がとってもよく似合う2人（＾＿＾）