Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

ホームにて

2005-12-12 21:56:47 | 日記

昨夜は風邪気味で早く寝付いたせいか、夜中の2時ごろに目が覚めて
それきり眠れなくなってしまいました。
日曜の深夜。いつもなりっ放しのラジオもこの時間はお休み、のはず。
でも昨夜は2ヶ月に1回のオールナイトのスペシャル放送。
おかげで退屈しないで済みました。
さすがにこの時間帯、リクエストを入れるリスナーは圧倒的にドライバーが多い。
数年前までライブ帰り、2時間ほど車を走らせていたこと。仙台から、山形から、家までの途中の道のりをふと思い出す。
4時ごろ、ラジオから流れてきたのは、中島みゆき「ホームにて」
故郷に帰りたいような、でも帰れないような。
粉雪舞う冬の夜、ほっぺたが痛くなるほどの冷たさと、首に巻いたカシミヤのマフラーのような温かさを秘めた唄だと私は思っている。
「ホームにて」
電車のプラットホームからレールをたどったその先には、帰りたい場所がある。
帰りたい場所と帰るべき場所って、微妙に違う。
今ワタシがいるところはどっちだろう。
わからない。まだわからない。
もうすぐ主人とワタシは次の街へ移り住む。
ゆっくりと、時間をかけて、そこが帰りたい場所になればウレシイ。
などとぼんやり考えてるうちに夜が明けてしまいました。
睡魔が再び降りてきたのは5時半過ぎ。でも不思議と寝不足感はないのです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする