「かあちゃん」重松清(講談社文庫)
タイトルからは想像しがたい内容でした。
亡父の起こした交通事故の罪を生涯かけて償う母と、距離をおいて生活する息子。
被害者の娘の息子は脅しに屈していじめグループに加わり、親友を自殺(未遂)まで追いやった。
同じようにいじめに加わり、今自分がいじめに遭っているもう1人の親友。
傍観者だった同級生。
空回りを続けるばかりで頼りない担任教師。
子育てと仕事に奮闘する同僚の女性教師。
いじめグループの中心人物。
自殺を図った親友。
それぞれの母親たち。
自分がこれから背負っていく責任にどう向き合っていくのか。
許す許さないと言うよりも「忘れない」。
それぞれの罪を、あの時の自分を、今の自分を。
そして繋がれていく命へ思いを馳せる。
世界中の命あるもの全てに「かあちゃん」がいる。
そして「とうちゃん」もいる。
「かあちゃん」にもかあちゃんととうちゃんがいる。
そうやって命はつながれていくもの。
ちょうど読んでる最中に
連日いじめに関するニュースが相次ぎ
重いテーマの長編でしたが、またいつかじっくり読もうと思います。
タイトルからは想像しがたい内容でした。
亡父の起こした交通事故の罪を生涯かけて償う母と、距離をおいて生活する息子。
被害者の娘の息子は脅しに屈していじめグループに加わり、親友を自殺(未遂)まで追いやった。
同じようにいじめに加わり、今自分がいじめに遭っているもう1人の親友。
傍観者だった同級生。
空回りを続けるばかりで頼りない担任教師。
子育てと仕事に奮闘する同僚の女性教師。
いじめグループの中心人物。
自殺を図った親友。
それぞれの母親たち。
自分がこれから背負っていく責任にどう向き合っていくのか。
許す許さないと言うよりも「忘れない」。
それぞれの罪を、あの時の自分を、今の自分を。
そして繋がれていく命へ思いを馳せる。
世界中の命あるもの全てに「かあちゃん」がいる。
そして「とうちゃん」もいる。
「かあちゃん」にもかあちゃんととうちゃんがいる。
そうやって命はつながれていくもの。
ちょうど読んでる最中に
連日いじめに関するニュースが相次ぎ
重いテーマの長編でしたが、またいつかじっくり読もうと思います。