CITY【JOHN LOBB】

朝起きると携帯で天気予報を見るのが私の日課です。
降水確率を見て靴を決める。そうすると自然に今日の服装が決まってきちゃうんですね。たとえば「ストレートチップ」ならグレーの背広でネクタイは英国っぽくしてみるとか、雨の時はゴム底の「パラブーツ」や「ポストマン」だからブレザーとかそんな具合です。営業先によってもやっぱり変わりますよね靴は。この辺のノウハウを教えてくれたのが、自由が丘の「シャンブレイ」のK氏でした。お客さんが２名も入るといっぱいになってしまう小さなお店ですが、イタリアのテイラーっぽいお店で日本人用に背広の丈をコルト（ショート）で発注したり、オーダーにも定評があります。色々な靴を扱ってきたが、やはり「ジョンロブ」が最高というのがK氏の弁。そうなんでしょうが、値段も10万円近くするのでそうそう買えません。でもチャンスは、訪れるもので銀座の某ショップにて正規品が半額になっているのを発見、K氏に電話したら「ラストのマイナーチェンジで安くなったのでしょう、その価格なら間違いなく買いです。」とのことだったので清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入ました。縫製・革質はいわずもがな、とにかく形が綺麗です。ストレートチップの黒なので主に冠婚葬祭に使っております。K氏に悪いのでその後、別のモデルを買うことになっちゃいましたが（＾＾；


JOHN LOBB－1849年、靴職人ジョン・ロブ氏がロンドンのSt.ジェームス・ストリートに創設。ビスポーク靴の人気とともに名を馳せ、20世紀初頭にはパリにも出店。大量生産に背を向けた職人気質への拘りから一時経営難陥るが、その技術にほれ込んだエルメスが職人ごと会社を買い取る。常に最高の素材、縫製にこだわり一切の妥協を許さない20世紀最高峰のブランド。ロンドン本店は、ビスポーク専門店として現在も存続している。