もう1年以上前に閉店してしまった名店、奥沢七厘。このカテゴリでも色々書かせてもらいました。
あっしが奥沢に越してきた頃、このお店も川越から移ってきて、友人がたまたま川越のお客で「近所なんで引き継ぐよ」ということで紹介してもらったんだよな。それからは、結構なペースで通って、焼酎ばかり飲んでいたのに、気づいたら日本酒フリークになってたんだよね。アテも優秀で、毎日クラフト紙のメニューに大将が毛筆でお品書 . . . 本文を読む
昔、早稲田の子育て地蔵のそばにあった「福助」の徳利、あっしの宝物です。
社会人になりたての頃、家が横浜なのに週2回は通っていて、メインの鰯料理がどれもこれも美味しく、来ているお客さんが素敵な人ばかりだった。大将が仏門に入るとかで残念なことに廃業しちゃったんだよな~。お酒はたしか「花芙蓉」「五橋」「住吉」とワインが秩父の「源作」だったとおもう。鰯の梅たたき(なめろう)と鳴戸巻(ガリを鰯と大葉と大根の . . . 本文を読む
「バーレモンハート」で幻のリキュールと紹介されてから興味を持ってました。ラッテ ディ スゥォチェラとも発音され、直訳すると「継母のおっぱい」というイミですが、パッケージはドクロというギャップ、リキュール最強の度数75度、グラッパなど食後酒文化のイタリアでもさすがにロックにして氷を浮かべて溶けるまで待てといわれている逸品。バニラのアタックから強烈な薬草刺激、フィニッシュはビターなところが、甘口のアブ . . . 本文を読む
今年の夏も萩に帰省。萩焼を見る目も肥えてきましたが、萩ガラスっていうのもあるんですねぇ。
幕末に長州藩が事業化、その品質の高さから天皇家にも献上されたんだとか。。その後幕末のごたごたで廃業、しだいに人々の記憶から消えていきました。その後130年の時を経て、萩ガラス工房の手により復活。これは、かの高杉晋作愛用の酒器を復刻したものです。当時切り子グラスは12面カットが一般的でしたが、これはヨーロッパ風 . . . 本文を読む
昨日の七厘の目玉!菊姫の13年古酒です。
なんと表現したらよいのか、じんわりとしたあの味わい深さが、思い出のように口の中に広がるのですよ。。涙がでるほど、うん、出会えてよかったです。大将ありがとう!
七厘-「大人ノ御酒処」 世田谷区奥沢6-22-13 03-3705-6037
13 years old Kikuhime【@SHICHIRIN】
Yesterday I drank 13 year . . . 本文を読む
醸造技術の進歩、そして、志を持った新進気鋭の若手の作り手の登場!今はそういったイミで日本酒の黄金期なんだそうです。
お酒を醸す工程は、世界中のどんなお酒よりも複雑なんだとか。
こちらは、広島でがんばっている若手の作り手「天ぽ一」さんの杯です。
お得意のお店に配布しているんだとか。
この盃を交わし
お互いに絆を深め
一生のお付き合いを
お願い申し上げます。
心に響きますなぁ。。
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「なんちゃってブーブクリコ!」
というコピーで某スーパーで売られてた白のスパークリング。ブーブクリコはまあ普段ノミにはちょいとエクスペンシブなんですが、ポールデランはコストパーがよく、泡のキメ細やかさは本家に遠くおよばないものの、テイストは、云われてみれば確かに!というカンジで美味しくいただけますのでw、これからの季節、気軽なカンジで飲みたいときにはお勧めです。 . . . 本文を読む
お酒は普通ですが、ここまで気持ちよく過ごせるバーというのも中々お目にかかれませんね。仕事で南浦和へ行った際、偶然見つけました。運営は女性スタッフのみで行われているようで、ぼちぼち1周年みたいです。ホテルのラウンジ風の店内は、スペース取りもゆったりしており、間接照明の使い方がとても上手いです。一番奥のソファー席からは、往来する武蔵野線を眺めることができまして、こうなんというか、電車を見ながらぼーっと . . . 本文を読む
自分なりに旨い水割りのレシピを研究した結果、
水とウイスキーは1:1、氷はいれず冷やした水で割るのがよいかなと。硬水だと色だけでなく味も変わってしまうので軟水を使用。仕込水だとなおよし。いつの間にか「スプリングフィールド」が輸入停止になってしまい、南アルプスの天然水などを使っていたのですが、神戸の心意気のある商社が、スペイサイドのミネラルウォーターを輸入していると云うじゃないですか。迷わず発注!小 . . . 本文を読む
焼酎はいろいろ飲みましたがこれ好きだなぁ。
米焼酎というとすっきりとしたモノが多いですが、これは米の旨みと香りが堪能できていいですよ。フィニッシュは、焼きおにぎりテイストの長い余韻が続きます。麦焼酎だと「兼八」が麦チョコのようなフィニッシュを持ってますが、香ばしい余韻という点では似てますね。お湯割りやロックが気分でしょうか。ここの蔵は、この製品のみの単一生産、焼酎を造るのは、ご当主・河内利雄(75 . . . 本文を読む
最近個人的にシングルモルトブームでして、BARでは新しい銘柄を掘ってます。なんとなしに自分嗜好が分かってきて、どうやら私はスペイサイドの銘柄が好みのようです。インチガワーとは、ゲール語で「川の側の羊のいる牧草地」という意。アタックは塩っ辛いテイストのモルトですが、フィニッシュにかけては、複雑な味が広がり色々な変化が楽しめますねぇ。釣りなどの後、アウトドアーで飲るといいかもしれません。アーモンドチッ . . . 本文を読む
スタンダードの10年モノを飲み干してしまったのでこれを買ってみました。3990円なり。10年間バーボンの空き樽で熟成させた後、ルビー・ポートの空き樽で2年間「仕上げ熟成」を行ったもの。ポートということで甘口を想像してましたが、さにあらず、フィニッシュはまるで80%カカオのチョコレートみたいです。→
関連記事:グレンモーレンジ10年【グレンモーレンジplc】
グレンモーレンジ-1843年、ウィリ . . . 本文を読む
先日はじめてヴィンテージのポートワインを飲みました。ヒトも変われば変わるもので、最近はお酒も〆の頃になると、甘いものが食べたくなるときがあります。その流れでポートワインというのもよいものです。シガーにも合いますし、青カビ系のチーズとも相性よしです。
ポートワイン-発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて発酵を止めたフォーティファイド・ワイン(酒精強化ワイン)輝くルビー色、甘み、香り、コ . . . 本文を読む
最近、寝る前このお酒を飲んでます。実際ベッドだとそれほど量が飲めないんですが、ほんの少しで気分がよくなります。リラックスしているからでしょうかね。シングルモルトの本場スコットランドで一番人気のある蒸留所。味わいはオイリーでフルーティー!フィニッシュはスパイシーで芳しい麦芽香が続く。香りも華やかで非常に飲みやすいモルト。市場価格も2500円程度とリーズナブルです。現在ポートワインの空樽やボルドーワイ . . . 本文を読む
お腹がいっぱいになってしまうのでビールは何杯も飲めない体質になってしまいました。いきつけのお酒処でもまずこの「赤星」を発注し、ちびりちびりとやっております。現在熱処理されたクラシックなビールは、キリンの「Classicラガー」とこれのみ。2合くらいのお酒の後に飲むとよい口直しになります。エビスほど旨くなく、クラシックラガーほど苦くないという風評もあるようですが、私はこのまったりとした味が結構好きだ . . . 本文を読む