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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

尹美香(YUN MIHYANG)代表が送る挺対協週間ニュース2015年第14号

2015-05-01 | 「慰安婦」問題

尹美香代表が送る挺対協週間ニュース2015年第14号

                  4月20日(月)~ 26日(日)

   一週間、その誰よりも高齢の生存者の声が世界に向けて広がりました。高齢の被害者が直接そのように長時間、自ら叫ぶしかない私たちの現実が、その方々にあまりにも申し訳ない一週間でした。

  李容洙(I YONGSU)ハルモニは、ワシントンでワシントン挺身隊対策委員会(会長 李JONGSIL)と一緒に、ワシントンポスト紙とのインタビューや記者会見などの活動をして、金福童(KIM BOKTON)ハルモニは、日本の東京で、挺対協と日本軍「慰安婦」問題解決全国行動と一緒に、国会院内集会へ、記者インタビューへ、外信記者クラブの記者会見へと、猛烈な活動を行い、連日、外信にお二人の顔が載りました。

   被害者が、直接被害者であることを証明しなくてもよい社会、被害者が直接謝罪せよ・賠償せよと叫ばなくても解決が与えられる世の中、そのような国を一日も早く速く造ることを望みながら駆けた一週間でした。再び生きて行く1週間も、堂々と、力強く迎えます。

                                                                                     挺対協常任代表 尹美香 拝

4月20日(月曜日)

○  第13回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議に、「朝鮮日本軍性奴隷被害者問題対策委員会(朝対委)」を招請する問題に関連して、午前11時、統一部を訪問し、社会文化交流分課長との会合をしました。

○  光復(解放)70周年、南北分断70年の年である2015年を迎え、国際女性平和運動家たちが、世界で唯一の分断地域である韓半島の平和と軍縮のための国際女性の日である5月24日に、韓半島の北側から南側に、非武装地帯(DMZ)を横切って歩いて行く、「韓半島の女性平和ウォーキング(Women Cross DMZ)」のイベントが進行中です。

○  毎週月曜日に実行委員会が開かれるのですが、尹美香代表は今日初めて参加し、行われている韓国委員会の活動について共有し、意見を交換しました。

 

4月21日(火曜日)

○  絶好の機会!!!! 安倍首相訪米の29日、米国議会演説を控えて、日本軍「慰安婦」問題の教育ビデオ「NaBI(蝶)、希望へ飛ぶ」のDVDを申請する学校、機関、教師、個人などに無料で送らせて頂くイベントが行われています。

○  梨花(IHWA)女子大学大学院女性学科の金恩實(KIM UNSHIL)教授と学生たちが、「戦争と女性人権博物館」を訪問し、一時間の間見学をし、3時から3時間を越える時間、尹美香代表から、日本軍「慰安婦」の女性たちの生活について、挺対協運動について聞く、講義の時間を持ちました。質問と回答の時間が終わらなくて、6時に予定されて事務局会議も遅らせて開始する必要があるほど関心が高かったです。

○  午後6時30分、事務所会議を行いました。

○  「憩いの家」では、園芸療法の教室が行われました。吉元玉(KIL WONOK)ハルモニは、開始前にも腰が痛いと仰いましたが、鄭(CHONG)SINA園芸先生が、「ハルモニがどれほど大切な存在であることか」と仰るので、お喜びになり笑いながら治療教室に積極的に臨まれました。

 

4月22日(水曜日)

○  1175次の水曜デモは、暖かい春の日差しの下、「平和と統一を開く人々」の主管で開かれました。

○  水曜デモ終わるや否や、日本に行くために金福童(KIM BOKTONG)ハルモニと一緒に出発し、仁川(INCON)空港から5:00の飛行機に乗って、日本の成田空港に到着すると、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の梁澄子(YANG JINGJA)共同代表と「戦争と女性人権博物館」共同建設推進長だった宣(SON)TAK氏が乗用車を持って出迎えてくれました。

○  オンニ(姉さん)家庭菜園栄光共同体から、今週も間違いなく濃い春の香りをいっぱい込めて送ってくれました。有精卵と黒霜豆豆腐、ネギキムチ、セリ、若大根、ワラビ、サンチュです。

 

4月23日(木曜日)

○  2015 Women Cross DMZ韓国委員会の記者会見が、午前11時、中区貞洞のフランシスコ教育会館で金UNJU韓国女性政治研究所所長の司会で開かれました。

○  4月23日の午後1時30分から3時30分まで、東京の参議院会館で、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の主催で、院内集会が開かれました。「日本軍『慰安婦』問題は解決することができる!」という集会名だけを見ても、解決に向けた私たちの意志を、そこに込めました。

○  日本の参議院会館で開催された「日本軍「慰安婦」問題解決することができる」集会に参加した小沢たかしさんが、ナビ基金1万円を手渡して下さいました。

○  今夜、東京の韓国YMCAで、日本では初めてのナビ基金集会が、日本の「戦争と女性人権博物館」後援会/全国行動の主催で開催されました。

○  「光州(KWANGJU)5月オモニ(母)会」の方々が、私たちの「戦争と女性人権博物館」に立ち寄られました。

○  「戦争と女性人権博物館」では、「道の上の人文学」の最初のチームとして、成文外代案学校〔京畿(KYONGI)道廣州(KWANGJU)市にある寄宿制の自由学校:訳者〕チームが参加しました。

○  延世(YONSE)医療院労働組合から、「憩いの家」に訪問があり、おいしいパンや果物をプレゼントして下さり、吉元玉ハルモニの健康状態も確認し、栄養剤を注射してくれました。

 

4月24日(金曜日)

○  韓国の諸メディアが、4.23東京参議院会館院内集会で、関連諸団体が要求のレベルを引き下げたとの記事を書きました。誤った内容です。・・・2014年6月に採択されたアジア連帯会議の提言をリンクします。http://blog.daum.net/hanagajoah/1322

○  午前11時に、金福童ジャルモニは、日本の東京のCNNの事務所に出向いて、インタビューをしました。

○  日本の外信記者クラブでの記者会見を行いました。

○  日本軍「慰安婦」問題解決オール連帯の坪川宏子さんが、金福童ハルモニに、韓国語で「ハルモニ、ナビ基金です」と言って、封筒を手渡しました。・・・和田春樹教授も、日本の外信記者クラブの記者会見を終えた後、金福童ハルモニに、お菓子ギフトとナビ基金1万円を手渡しました。

 

4月25日(土曜日)

○  金福童ハルモニは、ようやく家に帰れると言って、ひどく喜んでおられます。成田空港から・・・仁川空港に到着すると、孫YONGMI所長をはじめ、安仙美(AN SONMI)、梁路子(YANG NOJA)両チーム長が熱烈に歓迎してくれます。本当にありがとうございます。

○  ついに出ました。「ハンギョレ新聞」土曜版です。ベトナム韓国軍性暴力被害者の証言、尹美香代表がビンディン省を訪問した結果をもとに記事に書いた内容が、大変な分量で扱われました。

○  ハンギョレ新聞土曜版に掲載されたベトナム韓国軍性暴力被害の記事を見て、枯葉剤被害者団体とベトナム参戦団体が、挺対協の事務所に抗議訪れるというニュースがありますが、ナビ基金も入金されてきています。

○  「国境なき記者団(Reporters sans frontiers)」が、AFPと一緒に、「言論の自由のために戦った100人の英雄」を選定し、これを写真集によって広めました。100人の英雄の中で、表紙の人物に選ばれたネルソン·マンデラをはじめ、シャルリー・エブドの風刺家だったジャン・カビュ、エドワード・スノーデン、マルティン・ルーサー・キング、アルベール・カミュ、サルマン・ルシディー、最年少ノーベル平和賞受賞者であるパキスタンの少女マララ・ユスフザイ、そして韓国の金福童ハルモニがいます。写真は、2011年12月、日本大使館前で続けられた1000次の水曜集会に出た金福童ハルモニの姿です。ハルモニは、水曜集会で、「第2次大戦当時、日本政府がアジアの少女たちに犯した蛮行の公式謝罪とこれに対する補償」を要求した。」と記録されています。(MOK SUJONG氏のフェイスブックより)

○  青年ナビ・コンサートに一緒しました。

 

4月26日(日曜日)

○  ハンギョレ新聞土曜版(4.25)にベトナム韓国軍性暴力の被害者の証言とナビ基金の紹介が出た後、今日の日曜日にまで、多くの方から励ましの電話も頂き、励ましのメッセージも頂きました。・・・一日だけで約140万ウォンの支援金が入ってきました。

 

来週また、良い知らせを抱えてお目に掛かります。

 

 



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