5/15復帰44年平和と暮らしを守る県民大会(平和行進実行委員会等主催)
行進4000人。集会2500人。集会の地は那覇市新都心。ここは首里軍司令部をめぐる攻防で、必死の戦闘が繰り広げられたシュガーローフと名付けられる激戦の地、強制土地収容のさきがけの地、返還された基地の跡に商業地・公共施設として復興され、今や沖縄自立の象徴として、賑わいを見せている。まさに「新都心」である。
今年は韓国済州島の反基地団体が注目を浴びた。果敢な米軍基地撤去運動が辺野古と似た風土とあわせ、連携した交流も行われている。前日には、そのゲートまえを訪ね激励と連帯を誓い合っている。
めまいがしまいそうな透き通る紫外線の熱射の中で、本土各地と共に運動の高揚を誓い合った集会となった。
(N)