「８/８（水）日本軍「慰安婦」被害者に正義を！ ホンキの謝罪が未来をつくる 世界同時水曜行動KANSAI」に参加しました。
「子どもたちに渡すな！あぶない教科書の会」の方からは「扶桑社の教科書がひどい。日本軍「慰安婦」問題はもちろん、原発のことでもひどい教科書になっている。汚染のひどい浪江町の写真も一緒に載せて原発推進を唱えている。しかも軍事に結びつけている。作る会系教科書が東大阪、横浜と採択されたが、横浜では3年後は作る会系教科書をやめると言われている。だからこそ大阪は注目されている」と発言。
「とめよう原発 関西ネットワーク」の人が発言。「僕は沖縄出身です。原発と「慰安婦」問題と一緒だと感じています。沖縄戦の体験はおじいから涙ながらに話しているのを聞きました」
学生の時から関わっている２０代の方。「初めて被害者から聴いた話はイ・オンスクハルモニでした。その時は穏やかに話されていたのですが、次に東京で会った時は興奮してこぶしを上げながら憤っていました。敗戦とか終戦という表現をされるが、それは好きでありません。戦争は終わっていないからです。ハルモニが今でも憤るのです。多くの方々が傷を負ったままだからです。戦争の問題と原発の問題はつながっていると考えます。A級戦犯である正力松太郎氏が原発を導入しました。戦争は終わっていません」
他には、解放同盟の方や韓国からの短期留学生も発言されました。
集会の間、日の丸と旭日旗を掲げた集団が男も女も関わりなく、口汚く罵っていました。これこそ、日本社会でアジア太平洋戦争は終わっていない証ではないでしょうか。
集会が終わり、淀屋橋から扇町公園経由して梅田まで1時間以上、「日本政府はホンキの謝罪で未来を作れ」「謝罪せよ」「賠償せよ」「歴史教科書で教えよ」、他に朝鮮学校無償化や歴史歪曲問題や原発問題やオスプレイ配備反対を訴え、シュプレヒコールを上げながら、デモ行進をしました。
私自身、アジア太平洋戦争は終わっていないと感じています。そして、福島第一原発事故も原発再稼動問題にも通じます。政府・企業・社会の無責任体制から事故が起こったし、無責任体制だから再稼動も決定されたと考えます。戦争を引き起こし、解決させない体制を崩さない限り、また引き起こされることでしょう。
日本軍「慰安婦」被害者の声を真摯に傾けることさえできれば解決の道が出来ることでしょう。
（さやか）
