このブログでも紹介しました7月16日の「臓器移植法改悪1年 いのちの尊さを問う緊急市民集会」の報告が市民の会のブログに掲載されました。
「脳の機能を失った我が子を守り通した母親として」の講演を行った内梨昌代さんは、娘の真帆さんが12歳で脳腫瘍を発病し、余命一年と宣告されます。わずか1ヶ月で増殖してしまうガンの切除手術を毎月のように受け、学校には通えなくなり、それでも明るさと元気を失わずに抗ガン治療を続けました。わずかに通えた高校には、髪の毛のほとんどない頭でカツラを付けずに登校。しかしすぐに高校に通えなくなり自主退学。若くて優しい医師に恋をして病床で医者を目指して猛勉強、高二で大検合格。
それでも体はむしばまれていき、歩けなくなり、食べられなくなり、目もみえなくなり。それでもお母さんを元気づけ、最後の最後まで明るさと思いやりをわすれなかった・・・。ガンがからまった顔面神経を切除して、顔の形が崩れても生きていきたいと願い、手術を敢行。奇跡的に彼女は20歳まで生きます。
彼女の脳のMRは真っ白で、とても思考ができる状態ではなかったはずなのに、死ぬ直前まで、筆談をしていたそうです。子どもの脳はまだまだ未知の部分が多いと言われてました。
内梨さんは、命を大切にして生きて欲しいと訴えました。生きる意味や、生きる姿勢を改めて考えさせられました。
以下、市民の会の報告です。是非お読み下さい。
※臓器移植法改悪1年 7月16日「いのちの尊さを問う緊急市民集会」に70名(やめて!!家族同意だけの「脳死」臓器摘出!市民の会)
http://www.jca.apc.org/~yamete/home.html
(ハンマー)