「子どもたちに渡すな!あぶない教科書」より転載です。
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「育鵬社」版公民教科書を採択した東大阪市では
露骨な右派の市議会決議運動があったわけではありませんが、
教育委員会内で静かに「育鵬社」を採択させる環境が整えられていたと思われます。
その意味では、大阪の残る全ての採択地区で警戒を強めなければと思っています。
大阪では、あと11採択地区(全45採択地区)が残っています。
当面の焦点は、松原市と高石市ではないかと思っています。
両市に対して、団体や個人から「育鵬社」「自由社」教科書を採択しないように
要請を届けてください。
大阪でこれ以上「つくる会」系教科書を採択させないために、
ギリギリになりますが取り組みのご協力をお願いします。
■松原市教育委員会 採択予定日8月9日(火)
・2009年5月に当選した澤井宏文市長は、橋下知事の応援を受けて当選しました。
しかも元杉並区長山田宏や、元横浜市長の中田宏が立ち上げた「よい国つくろう!日本志民会議」の
設立メンバーです。
・2005年中学校採択では、扶桑社版が「調査委員報告書」や「選定委員会」答申の中で
Aグループ(事実上の推薦図書4社)に歴史・公民とも入っていました。
・2005年採択は、扶桑社版は不採択となりましたが、教育委員による記名投票を行っていました。
◇要請先
松原市教育委員会 教育総務課
Tel 072-334-1550(代表) Fax 072-332-7720
■高石市教育委員会 採択予定日8月10日
・高石市は日本教育再生機構大阪の中心であり、6/20には右派決議が採択されました。
◇要請先
教育部 教育指導課
電話:072-265-1001(代) ファックス番号:072-263-6116(代)
https://www.city.takaishi.lg.jp/cgi-bin/mail.cgi?id=025
by ウナイ