LiveInPeace☆9+25

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

オバマはアフガニスタンへ増派するな。アフガンから撤退せよ。

2009-10-09 | オバマの「対テロ戦争」
アメリカのアフガンへの空爆・軍事占領が8年を超えたということで、NHKのニュース特集や、朝日新聞の特集記事がめに入ってきた。
オバマは、大統領選で「アフガンこそ主戦場」と主張、今年3月には2万1千人の増派を行った。駐留米軍は近く6万8千人になるといわれているが、反政府勢力タリバーンの攻勢は強まっている。
10月7日、9日にオバマとゲーツ国防長官ら安全保障関係閣僚による戦略会議が開かれる。
オバマにむけ、様々の立場から様々な意見が出され、決断を迫っているからだ。
駐留米軍のマクリスタル司令官は最大4万人の追加増派を求めている。
議会では、共和党のマケインが追加増派を迫っている。
民主党内は増派への慎重論が根強い。バイデンは追加増派はせず、無人機などによる局地攻撃でタリバーン掃討を主張。
米世論の増派支持は低い。9月中旬のワシントン・ポストの調査では追加増派に賛成は26%と。
オバマは良く話し合って決断するという。ニュースのとき誰かが言っていたが、議論を尽くした結論なら国民は納得するだろうというのだ。
「冬の兵士」のアダム氏のことばが思い浮かぶ。「オバマはプロパガンダマシーンを持っている。それでよい大統領と演出します。その意味でより危険な大統領だと思う」。
平和運動はだまされてない。オバマになって初めて、ホワイトハウス前で「戦争反対・アフガン・イラクからの撤退」を要求して集会、デモを行ったと。思わず“IVAW”のプラカードや、アダム氏、リック氏の顔がないかとニュースのテレビ画面を食い入るように見てしまった。

翻って、日本の鳩山民主党政権はどうするのか。
オバマが11月12・13日、訪日する予定だ。日本はインド洋で、アフガン戦争を行う米・国際部隊に給油支援活動を行っている。また、米、英に次ぐ資金援助国になっている。(昨年は約400億円)
10月7日、岡田外相が日本外国特派員協会の講演で、「給油支援より職業訓練を」と語ったと報道されていた。
そのことの評価はわからないが、民主党も一つではない、反対する人達がいるということの現われだろう。
私達は運動の力で、鳩山政権がオバマの誤った「アフガン・イラク戦争」に加担しないよう、オバマの訪日時にむけ、声をあげていこう。

「冬の兵士」リック氏のことばを思い起こし、反戦の声を広めよう。
リック氏はアフガニスタンでタリバン・アルカイーダを見つけ拘束する任務についた経験と、民間人として再訪した経験から「アフガンの人々にとって最大の敵はアフガン政府とアメリカを中心とする連合軍です」と言っている。ぜひ、「冬の兵士in大阪」はじめ彼等の証言を読み返してほしいと思う。
※2009.9.16~23 イラク・アフガニスタン帰還兵の証言集会 「冬の兵士」日本ツアーの記録http://www.liveinpeace925.com/iraq_afgan/winter_soldier_japan_tour.htm
                             アーさん

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。