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4月18日(土) 「井前処分を撤回させる会(仮称)」結成集会
「日の丸・君が代」強制条例、不起立3回クビ条例をつぶせ!!
府教委は井前さんへの不当処分を取り消せ!!
日時 4月18日(土) 13時30分(13時開場)~16時30分
場所 エルおおさか 南館5階ホール( 京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」下車)
資料代 500円
講演予定 全般的政治反動攻撃の中での『日の丸・君が代』闘争の意義と勝利に向けて」冠木克彦弁護士
主催 「井前処分を撤回させる会(仮称)」結成集会実行委員会
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(案内文)
特定政党が政治介入する大阪の教育に風穴を!!
4・18「井前処分を撤回させる会(仮称)」結成集会に参加を!!
【1】政党の政治介入でおかしくなった大阪の教育現場
今、大阪の教育現場では、①生徒や保護者の「授業アンケート」が教職員の「評価・育成システム」結果に反映され、特定教職員が校長や教育委員会による授業監察を何度も受けたり、給与に響いたりする、②校長が強い権限を持ち、人事権はもとより、職員会議は指示伝達機関、③卒業式、入学式の「君が代」斉唱時には起立斉唱する、不起立の場合は懲戒処分、再任用が保障されなくなる、不起立3回で原則クビ、等々が当然のようにまかり通っています。管理的・抑圧的な職場環境の下で、日々教職員は目前の対応に追われ、「馬車馬」のごとく働かされているのが現状です。一方、子どもたちにとって学校は、生活し学ぶ場から、数値目標と成果主義で目標に合わせ規格品を生み出す工場のようなものへ変化しつつあります。
しかし、こうした事態は昔からのことではありません。特定政党が議会の多数を占め、また松井知事・橋下市長が誕生し、その息のかかった中原教育長が、教育現場への政治介入を急速に強めてから拍車がかかったことなのです。
【2】教職員・市民の運動で徐々に事態は変わっている
しかし、彼らによる教育の政治支配は盤石ではありません。その貫徹を教職員、市民の運動が一定阻止してきたのです。
中原と特定政党が目論んだ教科書採択への介入(東京都のような実教教科書の排除)は阻止され、教育長が指示した「口元チェック」の試みは断念を余儀なくされました。そして教育「改革」を強権的に行った中原自身はパワハラによって辞任に追い込まれました。
【3】運動の先頭に立ってきた井前さんの不当処分撤回を勝ち取ろう
こうした教職員、市民の運動をリードしてきた一人である府立学校教員の井前さんが、起立・斉唱の「職務命令」もなく戒告処分を受けたのは昨年のことです。処分発令以降市民団体・「日の丸・君が代」強制反対大阪ネットを先頭とする運動で集めた署名は、団体約150、個人約4500筆にものぼり、大阪府・府教委に対する粘り強い反対行動が取り組まれました。
井前さんは現在、処分を不当として、裁判を見据え人事委員会に提訴しています。私たち井前さんの元同僚、友人たち一同は、井前さんと共に、人事委員会、裁判での処分撤回を勝ち取るのみならず、この闘いを、大阪の教育をおかしくしている①「日の丸・君が代」強制条例、職員基本条例の2条例の廃止、②教育長通達の撤回、③松井・橋下や彼らが率いる政党による教育の政治支配を打ち破る闘い、に発展させ、大阪の息苦しい教育現場に何とか風穴を開けたいと考えています。
この間私たち有志は「井前処分を撤回させる会(仮称)」を立ち上げるべく準備を重ねてきました。4月18日に下記の通り「会」の結成総会を兼ねて、集会を準備しています。集会ではこの間、君が代不起立処分、入れ墨訴訟、橋下による組合つぶし攻撃、教職員評価・育成システム撤回裁判、大飯原発反対訴訟、玄海原発プルサーマル訴訟等の弁護活動をされてきた冠木克彦さんによる講演を予定しています。皆様の参加をお願いします。
(参考 グループzaza)http://blog.goo.ne.jp/zaza0924/e/017e52556500554866bec7cc31a589d3
(ハンマー)