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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

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2015-03-26 | 「慰安婦」問題

挺対協週間ニュース2015年第9号 3月16日(月)〜22日(日)

 先週はニューヨークで、今週はベトナムで、私たちと共に思いを広げてきた、そしてこれからも共に広げるだろう人々に会いました。「人との出会いと連帯」を通して、私たちの活動を拡散させ、その過程で、私たちが属している社会を、命を大切にし、人々の人権を尊重することができる、そのような社会に変えることができる方法について、実にたくさん学ぶことになりました。従って、誰一人として、おろそかに接することができなくなります。うわべだけ見れば、何の助けにもならないように見えても、出会いを積み重ねてみると、いつの間にかその人が、私たちと共に道を歩いているのがわかるようになります。そのような時に感じる戦慄は、実に驚くべきです。

 私たちはそのような驚きをナビ(蝶)基金活動を始めて、より多く感じています。3年前に、挺対協は、戦争に反対し、その戦争で苦しんでいる戦時性暴力被害者を支援し、戦時性暴力再発防止のために、ナビ基金を立ち上げました。そのナビ基金を通して、この間コンゴの戦時性暴力被害者と性的暴行で生まれた子どもたちを支援しつつ、被害者を支援する女性団体を支援してきました。ベトナムであった戦争で韓国軍による性暴力の被害者と性暴力によって生まれた子どもたちを支援する活動も進めてきました。

 私たちのこのようなナビ基金活動が知られ、コンゴの女性団体と被害者たちからの支援を要請するメールが来ており、ベトナムでも、これまで沈黙させられてきた戦時性暴力の被害を告発し、「性暴力被害の事実」を認めるよう要求する権利と謝罪と賠償の権利があると要求する声も形作られつつあります。もちろん、ナビ資金支援対象者が増え、地域が拡大するにつれ、私たちの肩は重くなり、やることも多くなりますが、私たちの活動が、他の地域にもナビ効果を生み出しているという考えは、私たちを一層熱くするようです。

 今後、ナビ基金の募金を随分多くしなければならないようです。私たちに希望を託している戦時性暴力被害者たち。私たちがやるべき責任を充分に果たせるようにするために・・・、これまでも、この良き仕事にご一緒して下さったように、これからも、より熱い心を込めて送って下されば、どんなに良いでしょう・・・。

***ナビ基金調達口座は、国民銀行069137-04-010752挺対協(ナビ基金)です。

 挺対協常任代表 尹美香(Yun Mihyang) 拝



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