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「安保法制懇」報告と安倍会見への突っ込みどころ(その3)──米軍を自衛隊が守った後、どうなる?

2014-05-20 | 集団的自衛権

5/16に放送された「NHKスペシャル 集団的自衛権を問う」で、中野晃一上智大学教授の「安倍首相の紙芝居には次のページがない」という指摘に、なるほどと思いました。

「紙芝居」というのは、例のマンガみたいなパネルのことですが、中野氏は「日本人が乗っている米国の船を自衛隊が守った後、どうなるのか」、そのことを首相は語っていない、と指摘しているのです。

「米国の船を自衛隊が守る」ということは、「敵」と砲火を交えるということです。
であれば、当然その後には自衛隊が攻撃されるし、さらに日本列島が攻撃にさらされてもおかしくないのです。

安倍首相は、「日本人を守る」というカッコいい部分だけを取り出し、その結果何が起きるのかを隠しているのです。
その先がどうなるか、どれだけの犠牲が出るか、誰にも分かりません。

集団的自衛権を行使するということは、そういう犠牲を引き受けるということなのです。

(by ウナイ)


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