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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

〔ルポ〕7月から北部訓練場の正面ゲートから資材搬入。 9月10日から、ここでも座り込み開始。

2012-09-17 | 沖縄

9月9日オスプレイ配備反対沖縄県民大会に参加後、翌日東村高江のオスプレイパッド(着陸帯)反対座り込みに参加した。那覇の宿舎を午前8時に出発し、11時に高江の座り込みテント(N4ゲート)に到着した。そこで、座り込み参加者から「北部訓練場正面ゲートで抗議文を提出する抗議行動が始まるので、すぐ行ってください」と言われ、正面ゲートに向かった。そこで、新たな真実、状況と対面した。それは、なんと今年7月から(3月~6月まではヤンバルクイナなどの繁殖期で沖縄防衛局は工事を停止している)北部訓練場の正面ゲートからオスプレイパッドの建設資材を搬入していたのだ。9月7日琉球朝日放送(QAB)がヘリを飛ばし、北部訓練場に大量の資材が搬入されていることを報道し、7月から沖縄防衛局が搬入していたことが分かった。沖縄防衛局は、N4ゲートで機材を搬入し、住民の反対行動と対峙する一方で、こっそり正面ゲートからは建設機材を入れていたのだ。この座り込み行動は5年前から開始され、開始当時は正面ゲートでも座り込み行動が行われていたが、米軍が業務に支障をきたすとの理由で「正面ゲートからは建設資材を搬入しない」との取り決めをしていたのである。沖縄防衛局は、その取り決めを握りつぶし、手段を選ばない暴挙にでたのだ。正面ゲートの座り込みは、米軍のガードマン(カービン銃で武装)との直接の対峙になるため、無茶苦茶大変なものである。山城博治・沖縄平和運動センター事務局長は、「これからが正念場。大変な行動になります」と話されていた。9月10日は50人くらいで、正面ゲートの座り込みが開始された。そこで、デモ行進とシュプレヒコールも行われた。座り込みから帰るときに、私は山城さんに挨拶すると、山城さんは「本土のみなさんが、この行動を発信することが、大きな支えになっています。ともに頑張りましょう」と声を掛けてもらった。このブログでも、発信していきたいと思った。座り込みに参加していた東京のジャーナリストの方と、親しくなり、東京の防衛省との交渉では「防衛省はオスプレイの廃棄熱で、貴重な植物が焼かれてしまうのではないかという質問に対して、亜熱帯植物は熱に強いので大丈夫と答えていました」とのことだった。防衛省もオスプレイ配備では全く不見識きわまりないと感じた。今後とも座り込み行動と連帯していきたいと思う。

 

(ルーラー)

 


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