脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

屋久島後記・1 ヒッチハイクしちゃうぞこのやろう!

2006年05月25日 | 登山記
さて、この屋久島・後記では、友人M君と鹿児島で別れた後のおいらの足取りを追ってみたいと思います。すでに屋久島での波乱な旅も終わり、あとは帰途につくだけなのですが、ここで普通に帰ってしまってはモッタイナイと思い、「モッタイナイ」を国連会議の場をはじめ世界各地で呼びかけながら、ヒッチハイクでの帰省を決意します。


当時、小生が目論んでいたことはおいらの住まいである埼玉まで全てヒッチハイクを使うということだったのですが、おいらの休暇もこの日を含めて残り二日。冷静に勘案すれば、その日数で九州南部から関東までヒッチハイクをするには時間があまりに足りません。非常に無理があるミッションです。

つまり、この旅で発生したポルターガイスト現象、生存危機、異臭騒ぎなどのハプニングの連続で、おいらの思考回路はすでにショート寸前だったといえます。電話もできないミッドナイト、林原めぐみのラジオは東京ブギーナイト(関係ない)。

とにもかくにも、鹿児島からヒッチハイクの開始です。

地図を取り出し熊本・福岡方面に伸びている高速道路を検索。九州自動車道の鹿児島インターチェンジが最も近かったので、インターチェンジに通じる幹線道路沿いで早速ヒッチハイクを始めます。

まずはインター入り口まで行き、そこからさらに高速道路を使う車を捕縛します。そして、熊本、あわよくば福岡まで一気にいってみようやってみようという大胆かつ堅実な計画を立案していました。

ここでちょっと話は変わりますが、おいらは一人旅に対して一つのポリシーを持っており、それはお金がかかる移動手段は極力使わないというものです。具体的には、

飛行機・新幹線→×
タクシー   →×
特急列車   →▲(キセルなら乗車)
バス     →▲(近距離なら乗車)

この信念はおいらの中で非常に堅固・強固となっており、いかなる障害・困難・侵略があろうと揺らぐことはありません。この九州の知覧から飛び立ち、若くして散った特攻隊員のそれとも相通じるものがあるといえるでしょう。我の魂は靖国に祀られ、英霊達との再会を果たせるものと確信しております(感極まって号泣)。

もちろん、この屋久島の旅においても信念は変わりません。ヒッチハイクの車を待つ我の胸中にもその思いがかけ巡ります。

そして、行き先を示すために今まで掲げていたボードを静かにリュックへと収め、代わりに、天井に突起物があるちょっとハイカラな普通乗用車に向かって片手を挙げたのでした。


我「九州自動車道の鹿児島インターチェンジまでお願いします。」

彼「インターチェンジの入り口まででいいの?お客さん。」




……
もう台無し!エリーゼ台無し!音が違うでしょー?



いやーなんちゅーか、残り少ない時間でヒッチハイクをしなければならなかったわけですから、インターの入り口まで行く時間がもったいないと思ったんですよ。たいむいずまにーということなんですな。

そう思い立ったが吉日、もう迷うことなくタクシーを使ってインターまで一気にいってみようやってようしたわけですな。これこそが、大胆かつ堅実な計画なのです。

ということで、タクシーを有料でヒッチハイクし、関東までの帰省の旅が新たに始まったのでした。

屋久島後記・2へ続く


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (幽閉)
2006-05-25 20:02:38
シータクに乗るなんてもったいないおばけが出ますよ。
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人間っていいな (てら)
2006-05-25 21:25:55
今思えば馬鹿げた行為ですよ

もっと僕を罵ってくださいよ

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私信 (幽閉)
2006-05-28 13:31:25
gooにうつったよ
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督促 (幽閉)
2006-05-29 01:52:05
早く次アップしてぇ。してぇー。してえ!!ハアハア。もっと頂戴!もっと欲しいの!!
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