Nature d'eau

日々の思いをつづる

私の病名

2008-03-26 09:55:31 | 肝炎
私の持病とは、C型肝炎です。
これ、ブログとはいえ書くのは勇気入ります。
いつからこのウイルスが私の体に入り込んだのかは不明です。
輸血も血液製剤の経験もありませんから。
 
ざっとこれまでの経過を書きます。
ずっとキャリアの状態で経過観察だけしてましたが、一昨年治療に踏み切りました。
インターフェロンによる治療、それは以前は2~3割の確率しか望みがありませんでした。
でもインターフェロンも改良され、ペグインターフェロン(注射)とリバビリン(経口薬)により5割の人間に有効と聞き、半分の確率に賭けたわけです。
インターフェロンはいわば抗がん剤の一種。
さまざまな副作用に苦しめられます。全国で何万人もの人が同じ思いに耐えている。ブログでもそんな方々の記録を眺めて自分を励ましていました。
治療はふつうは48週間です。
遅くても24週までにウイルスが陰性化しなければ、残念ながら完治の望みはないそうです。
治療を始めるまではそんなことも知らなかった。48週打ち続けてその結果の判定を見るのだと思っていたから。
私は20週を超えても陰性化しませんでした。
副作用の苦しみよりそちらのほうが堪えました。
ただでさえ副作用でうつ、焦燥感などがあらわれるのですから、それに拍車をかけて精神的に苦しみました。
でも24週を迎える頃には割り切ることが出来ました。
これ以上続けていても望みはないので、治療中断です。
また時間がたったら再治療すればいい、あるいは新薬もできるかもしれない。
そんな思いで気持ちは晴れていました。

治療中断後、3ヶ月経って久しぶりに病院に行くと、
「脈が速い」
急いで検査すると甲状腺機能亢進症と診断されました。
「インターフェロン治療を始める前の検査ではこの病気に関する検査数値は正常でした」と医師。

(ではインターフェロンの副作用としか考えられないのではないのか)

製薬会社のパンフではインターフェロンの副作用では甲状腺異常が出ることもある、と書いてあります。
思い起こせばもう何ヶ月か前からそれらしい症状はたくさん出ていました。
医師は、、
自分側に責任はない、ということだけ強調したかったようで。
私は誰のせい、という低次元の問題ではなくて、こうなったからにはそれなりの正しい対処をして欲しかった。
今まで副作用について訴えても「知らない」と堂々といってしまう貴方は本当に医師なのか。
その結果、ずっと甲状腺異常を見逃し続けたのでしょう。

医者といえど、人間的に低レベルな者ももちろんいる。
そんな医師に当たってしまったんだ、と思いました。

この病院でこれ以上治療を続ければよくなるどころか体をどんどん壊される、そうとしか思えなかった。

その後、大学病院に行きましたが、まさかまるで無知な医師にまたあたり。。

病院が信じられなくなりました。

今は近隣の総合病院で甲状腺を見てもらってます。
肝炎についてはいまだ病院が決まらず、甲状腺の先生がそれも見てくれている状態。
大学病院の肝臓専門医より詳しい説明をくれるので。

c型肝炎は医原病。医療の犠牲者です。
その治療のために新たに犠牲になってしまった私。

病気が二つに増えました。終わりのなさそうな苦しみ。

去年からずっと二つの病気に向き合って生きてます。

いや、苦しみだけじゃないです。もちろん。
そんな生活でも楽しいことや嬉しいことはあります。
甲状腺の病気は今は薬に頼ってですが安定しており、普通の生活は出来ます。
肝炎はもともとキャリアですから。





銀河鉄道999。 昔はゴダイゴ。今はEXILE。
聞き比べてみたけど、ゴダイゴのほうがやっぱりいいですね。
なのでゴダイゴのほうをを貼ってみました。