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う~~む・・・・(再掲載)

2023年09月30日 | 修理・交換部品

もう少しでリピーター機器も終える。

と、思っていたところに、

不具合機器が参入してきた。

この不具合の内容はともかく・・・

なにゆえ、不具合が生じるのかと思う。

むろん、ベルトなどの劣化品による不具合は

不具合というより、

交換時期だよと教えてくれていると思えるので

不具合というよりも、「サイン・合図」と考えたい。

たま~~にあるのが、400台以上のなかで2~3回だから、

「稀」なことだが

部品の初期不良。

これは、メーカー側も例えば1000個に1個くらい

不出来なものがはいるくらいなら、良し。と、いう形で造り、

さらに、検品などしない製品(見た目はしても、コンデンサなどは、電流を通しての検品はないだろう・多分)の中に不良品が入り込むことがある。

ピックアップなど検品で正常値でないものなどが、廃棄されるのだが、

メーカーの威信・規格として、正常値でないだけで、

実は、使用できる範囲のものがある。

それが、どういうわけかwww

市場に出回るときがある。

出回るのは良いのだが、当然、メーカーの静電気帯電防止袋とか

正規の箱に入っておらず、

入手した販売者はいわゆるロット落ちであることに口を封じている。

もちろん、まともに測定できず、

測定している様子も紹介されず、

その数値を出しているときがあるが

それも、無茶苦茶だったり

調整代(しろ)も、判らないので、目いっぱいに上げて置いたり

とにかく、怪しい製品が怪しいように扱われてしまうものなのであるが・・・

 

この部分をクリアして、きちんとOH以上していても、

不具合が起きるときがある。

 

正直、2つのことを思う。

 

もともとの機器の素姓が悪い。

上のたとえで行けば、ロット落ちのような機器を

使っていた人が手放すことは大いにあり得る

(個体によって若干の性能の違いは出てくる。

通常より良い状態のコンデンサ・ピックアップなど部品がありえる。

クリア品で、上位の数値の各部品ばかりのっている機器・個体もありえるだろうし

たまたま、ぎりぎりクリアの部品ばかりのっている機器・個体もありえる)

それが、転々し、怪しい?販売者から売られる。

それは、多く、かなり安く売られている。

それを購入してしまう。

 

基本的に手放すということは、なにかしら難がある場合が多い。

本当に良いものなら、いずれ、なおすぞ.

と、手放さない場合が多い。

一事が万事そうではないが。

 

傷のあるもの、汚れの多いもの。(色が褪せてしまっているもの・変色しているもの)

など、当方が入手する場合は絶対的に入手しない。

 

そういう「買い当たり」以前の「買い選び」を行わないと

安く入手したその差額以上の修理費くらいならまだしも

機器自体が破損してしまう場合がある。

 

思うに、手放された理由も

「何かしら、異常を感じる」

「思ったより音が悪い」

と、いうものであることもある。

これは、何かしらの不具合があって

本来の音が出ていないのであるが

単純な劣化と考えて、

ま、高橋なら直すだろう。と、思われるのかwww

安ければ良いが転じて、結果的に金がかかる機器を入手してしまう。

 

これが、一つ。

もうひとつは、扱いの悪さ。と、(環境のわるさ)

環境については、先日も、115Vに昇圧して使いたいというご相談をうけたが

電圧を高くすれば、音が良くなるというのは、ほとんどない。

そういうことよりも、電圧の安定を図った方がよほど良い。

と、お答えしたが・・・

(おまけをいえば、内部電源を強化するほうが、効果があがるのである。

WADIAの多くはLTD化で15Vまで、昇圧している。

これが、音を明確に表現する一つの要因である)

他、風通し(放熱対策)設置環境・・など

まだまだ、課題はある。

あと、常時通電をおこない、機器・コンデンサの温度を一定にする。

湿気の多いところは特に温度差で結露が起きるので

特に常時通電を勧める。

そういう常時通電の場合、雷などの心配があるので

留守になるところは、電源を落とされる場合があるが

冬場など、先に部屋を暖めて、筐体の温度が暖房の温度に慣れるまで待つ。

などの細やかな配慮が必要になる。

 

そして、わりに初歩的な問題。

代理も昔から言われていたことで

(かれこれ、40年前からww)

アンプの音を絞っておいてから

CDP(当時はレコードやカセット)を入力する。

これを知らない人が多く

もうひとつは、真空管アンプの場合、構造上

いきなり、音出しは大丈夫のようで

トラアンプ(プリアンプ)

アンプの音を絞らず、そのまま突っ込む人がいる。

これがあったのが、

J氏のシステムでWADIA6LTDをそのまま突っ込み

絶叫させて、気絶させてしまった。

問題はアンプの受ける電力値のちがいで

以後、6LTD(後期型)(前期型には初めからバッファーが付いている?)のほうにバッファーをつけることになった。

こういう使い方の間違いで、あわやの事故になるところがあったが、

しっかりしたアンプだったので、

すぐにシャットダウンしてくれる保護回路的な物が働いてくれた。

これを徐々にヴォリュームをあげるようにしていけば、

悲鳴が聞こえ始めた時点で異常に気が付くのであるが

いきなり・・・なんてことをやってしまうと

アンプより、SP爆発の方が起きやすいとのことだった。

 

アンプ自体はブレーカーのようなものが付いているのが大半なのだろう。

(バッファー追加以降。アンプ自体の許容入力が大きいので、DC漏れ程度の電圧では、

アンプは壊れないが、いきなり音出しで、SPのほうが壊れる可能性があると聞いた。

この理屈が代理には、よくわかってないが・・・

SPの入力電圧って、小さい?)

当方はとことん、さわったもの

まずは、一体型から外したSPにちょくにつなげる。

ヘッドホンで確認する。

などしてから、当方、システムにつなげる。

こういう風なMY・システムへの保全を考えないとならないのは

商売柄であるが

せめて、個人のシステムの人は、

いきなり音出しなど、行わないでほしいのだが・・・

 

代理の昔は

別の機器をつながなくても

LPを再度かけなおすときでも、

最初は音を絞っておいて、

徐々にヴォリュームを上げるということをしていた。

こういう使い方が、神話か常識かどうかはしらないが・・・

昔から

「いきなり、音出し」には、抵抗があるwww

(で、リピートで聴くことが多くなる)



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