
ペダルをふむ・・ということは、
ピアノを習っていたら「憧れ」のことだと思うのですが
これが難しいんです

生徒達の弾く曲が難しくなってきて、ペダルについて悩むことが(私が)
多くなってきました。
自分で「こんな風に弾きたい」とイメージできる子は、
「ペダルをふんできて」っと言うだけで出来る子もいるし
イメージできなくても、「耳」のいい子は
私が弾くのを真似てペダルをふんでくる子もいます。
でも、そんな風に出来る子は少数派で、
大抵は、ちゃんと教えてあげないと踏めないのですが
私が弾くのではないので、生徒が弾く時はどんなタイミングで踏むと
効果的な音楽になるのか、ペダルのタイミングを考えるのも難しいし、
それを、どんな風に説明していいのかも、悩むことが多いです。
11月に行われる学校の音楽会の伴奏をする子が数人います。
ペダルをつけた方が、断然いいのですが
歌や、ピアノ以外の楽器が演奏しやすいように伴奏してもらおうと
考えたペダルが難しいペダルになってしまって、
生徒が固まってしまったことも・・

ペダルは、ただ「ふむ」「離す」だけでなく
「ゆっくり、だんだん踏む、離す」
「音と同時に踏む、離す」
「音が鳴ってから、踏む」
「浅く踏む」
まだまだ色々あります。
言葉で表現するのは、難しいです。
ペダルをふむ、右足は「第3の手」と言われたり
「ペダルは耳で踏む」と言われたり(自分の音をよく聞きなさい・・という意味)
とっても奥が深いです。
私自身が練習している曲でも、ペダルについて迷うことがあって
先生に相談するくらいだから、永遠のテーマになるかも
