わたしが父を愛し、
父がお命じになったとおりに行っていることを、
世は知るべきである。さあ、立て。ここから出かけよう。
(『ヨハネによる福音書』14章 31節)
【神様は人類共通の父母で人間はその子女である】
毎日条件をたて、自分を改善し、
神様が願われることを実現しようと努力するなら、
ゴールは絶対に成し遂げられます。
父子関係こそ、最高、最上の関係です。
神様の血統を伝授し、永存させられるのは、
父母と子女の血統関係しかないからです。
しかし、ある枝が折り取られ、
野生のオリーブであるあなたが、
その代わりに接ぎ木され、
根から豊かな養分を受けるようになったからといって、
折り取られた枝に対して誇ってはなりません。
誇ったところで、あなたが根を支えているのではなく、
根があなたを支えているのです。
だから、神の慈しみと厳しさを考えなさい。
倒れた者たちに対しては厳しさがあり、
神の慈しみにとどまるかぎり、
あなたに対しては慈しみがあるのです。
彼らも、不信仰にとどまらないならば、
接ぎ木されるでしょう。
神は、彼らを再び接ぎ木することがおできになるのです。
もしあなたが、
もともと野生であるオリーブの木から切り取られ、
元の性質に反して、
栽培されているオリーブの木に接ぎ木されたとすれば、
まして、元からこのオリーブの木に付いていた枝は、
どれほどたやすく元の木に接ぎ木されることでしょう。
(『ローマの信徒への手紙』11章17節)
【枝が折り取られたのは、わたしが接ぎ木されるためだった】
皆さんは
先祖の代わりとして生まれてきた
歴史的な復活体です。
その歴史はどのくらい長いでしょうか。
そのような長い歴史過程の苦労は、
結局は「私」一人をつくるものだったのです。
ですから、私たちは歴史的な結実体です。
神の御心(みこころ)によるのであれば、
善を行って苦しむ方が、
悪を行って苦しむよりはよい。
(『ペトロの手紙一』3章 17節)
あなたが悲しい時
その姿を見ておられる神様は
もっと辛いことを知ってください。
あなたが傷ついている時
神様はもっと哀れな立場に立っておられます。
ですから、いつも
心に喜びをもつように心がけなさい。
(R・S・M)
はっきり言っておく。
あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、
あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。
(『マタイによる福音書』18章18節)
親が子をいとしむ愛は真の愛です。
人類が始まって以来
親子の愛は変わることがありませんでした。
それは数千年経っても変わらないことでしょう。
そのように
愛には発展もなく終息もありません。
革命を必要としない純粋なもの
それが愛なのです。
(R・S・M)
先祖を愛しなさい。
先祖のために生きることは
罪ではありません。
今後、
天の世界のために生き、
また地上で
「(他の)ため」に生きなければならないのです。
(R・S・M)
おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなったら
お墓参りをしなければなりません。
神様が墓に埋められたと思って
墓参りしなければなりません。
そして、自分の代におばあさん、おじいちゃんに
尽くせなかった思いを
その日に償いなさい。
(R・S・M)
喜んで与える人を、神は愛してくださる。
(『コリントの信徒への手紙二』9章7節)
天国は与えて生きる所です。
神様も、与えさえすればよいのです。
親は、子女に与えさえすればよいのです。
良いものを与えてからも、もっと良いものがあれば、
それをまた与えたいのが親心です。
(R・S・M)
神様から愛される条件は、
多くの人を愛すること、
人のために自らを犠牲にすること、
誰よりも多く苦労することです。
そして、
神様に代わって働く人を
最も愛されるのです。
(R・S・M)
兄弟愛をもって互いに愛し、
尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。
(『ローマの信徒への手紙』12章10節)
あなた方を迫害する冷酷な人がいた時、
その人に向かって怒鳴り返さず、
涙をもって、
神様の祝福が彼らの上にも
注がれるように祈ってあげるとしたら、
神様はあなた方に同情し、
祝福してくださるでしょう。
他人のために常に祈ることによって、
あなた方は神様の心情に近づいていくのです。
どれほど困難な道であっても、
固い決意をもって歩みなさい。
そうすれば神様が、
「私の子よ、
私はいつもおまえのそばにいる」
とささやいてくださるでしょう。
(R・S・M)