地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

AtoZ〔初めと終り〕

2010-12-31 00:31:47 | 今日の御言葉 (365日 後編)
わたしはアルファ〔A〕であり、
オメガ〔Z〕である。

初めであり、終わりである。

渇いている者には、命の水の泉から
価なしに飲ませよう。


『聖書』

ヨハネの黙示録 /21章 6節




世界が平和になることが

私の喜びです。

人と人が愛し合うことが

私の喜びです。

この世のすべての
貧困と飢餓、紛争と
苦痛がなくなることが

私の喜びです。



偽りと真理 (へびの狡猾)

2010-12-30 11:38:08 | 今日の御言葉 (365日 後編)
【へびの狡猾】

さて主なる神が造られた
野の生き物のうちで、
へびが最も

狡猾[こうかつ]であった。


へびは女に言った、


「園にあるどの木からも取って食べるなと、
ほんとうに神が言われたのですか」。


『聖書』創世記 / 3章 1節



 ゜・*


我々はいかにして悪の世界が
始まったかということを、
よくよく知らなければなりません。


エデンの園で、
神はアダムとエバに
戒めを与えられました。


その戒めは
神の言(ことば)でした。


そして、サタンが彼らに近づき、
うそでもって彼らを
誘惑しました。

そしてそのうそは、
悪の言葉でした。


アダムとエバは、
その二つの言葉から
選択しなければいけない立場にありました。


真理が一方にあり、
偽りが他方にありました。

彼らは偽りのほうを
選びました。


これが
人間堕落の経路だったのです。


世の末(終末)には、
神は人類に真理を
与えられます。


神の言葉は、
その預言者を通して与えられます。

もし人間が神の言葉を
受け入れたなら、
その人は死から生命に移ります。


真理は生命を
もたらすからです。


人間は偽りによって死に、
真理によって生き返るのです。



人のために生きる人生

2010-12-30 00:36:33 | 今日のみことば
言うべきことは、
聖霊がそのときに教えてくださる。


『聖書』ルカによる福音書 / 12章 12節




 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜

この世の中に、
自分だけのために存在するものは一つもありません。

神様は、この世界をそのように創造されていないのです。

自然は人間のためにあり、
人間はまた自然のためにいるのです。

この世界のあらゆる被造物は
相手のために存在し、
作用します。

ですから、
相手のために
生きなければならない
というのが
天の道理です。


幸福は必ず相対的な関係においてのみ成立します。

生涯を声楽家として生きてきた人が、
無人島に行って声が嗄[か]れるほど歌を歌ったとしても、
聞いてくれる人がいなければ幸福になることはできません。

私がある相対のために存在しているという事実を悟ることは、
人生の尺度を変えるような一大事です。

私の人生が私だけのものではなく、
誰のためのものであるとすれば、
今までの生き方とは全く違う道を行かなければなりません。

幸福は、人のために生きる人生の中にあります。

自分のために歌を歌ってみても全然幸福でないように、
自分のためのことには喜びがありません。

いくら小さくて、取るに足らないことでも、
人のためにするとき、幸福を感じるのです。


幸福は、[相対の]ために生きる

人生を生きる時にこそ発見できるのです。





 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


日本ブログ村

赦し合い

2010-12-28 15:45:02 | 今日のマザーテレサ
互いに親切にし、
憐れみの心で接し、

神がキリストによって
あなたがたを赦して
くださったように、

赦し合いなさい。



〔『聖書』
エフェソの信徒への手紙 /
4章 32節〕



 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


まず知りあうこと

知りあえば

お互いに愛しあうようになるでしょう。

互いに愛しあえば

支えあうようになるでしょう。



もし本当に愛したいと願うなら

ゆるすことを知らなければなりません。



~マザーテレサ

『愛のことば』より

 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
日本ブログ村

義と平和と喜び

2010-12-27 20:43:37 | 今日の御言葉 (365日 後編)
神の国は、

飲み食いではなく、

聖霊によって与えられる

義と平和と喜び
なのです。


『聖書』

ローマの信徒への手紙 / 14章 17節




競争の激しい世の中を生きていれば、
ストレスが多いのです。

ストレスは生活を緊張させ、
心の平安を奪い、
ストレスが積み積み重なれば、
一人一人の神経が逆立ち、
公然と争いを起こしやすくなります。


そのような緊張状態を
健全に解放してくれるものこそ、
スポーツや芸術活動のような趣味生活です。

スポーツと芸術は、人間の抑えつけられた
欲求を解放する方法であるにとどまらず、

人類を一つに結ぶ道具です。




とうごまの木〔唐胡麻の木〕

2010-12-26 14:36:56 | Weblog
(敵国に遣わされたヨナ=写真はとうごまの木)

イスラエル(北イスラエル王国)の王が

ヤロブアム2世(紀元前786~746在位)の時代に、
預言者としてアミタイの子ヨナがいたと
列王記14章には記されている。


ヨナ書はこの預言者を主人公にして記された。



当時の北イスラエル王国(首都はサマリア)は、
ヤロブアム2世の治世40年の間にソロモン時代の領土を回復し、
最盛期を迎えていた。

しかし、ヤロブアム2世はヤロブアム1世の偶像礼拝の伝統を
やめなかった。

預言者ホセアとアモスもこの時代に現れて、
ヤロブアムの道徳の腐敗を非難し、
神の審判を預言した。



ニネベ(=アッシリア帝国の首都)の人々は神を信じ、
断食を呼びかけ、
身分の高い者から低い者まで荒布を着た。

(『ヨナ書』3章1節)



アッシリヤの首都ニネベとは ―― 仇敵の本拠地

後に古代中近東の最強の軍事大国であった
アッシリアの侵略で、
紀元前722年、遂にサマリアが陥落し
北イスラエル王国は滅亡した。

(列王記下17章)


 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜

主は言われた。

「お前(ヨナ)は怒るが、それは正しいことか。」


「お前は、自分で労することも育てることもなく、
一夜にして生じ、一夜にして滅びたこの
とうごま(唐胡麻)の木さえ惜しんでいる。


それならば、どうしてわたしが、
この大きな都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。

そこには、
十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、
無数の家畜がいるのだから。」


〔『聖書』ヨナ書 / 4章 11節〕


 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜



人類は、神様の息子、娘であり大家族です。






唐胡麻(とうごま)
●トウダイグサ科

●花ことば
「節制、すべて上品」


(写真には著作権がある可能性があります。ご了承下さい。)

唐胡麻〔とうごま〕

2010-12-26 14:33:42 | 今日の御言葉 (365日 後編)
(とうごまの木 資料写真)
※著作権が存在する可能性があります。ご了承ください。

敵国[仇敵]に遣わされたヨナ


イスラエル(北イスラエル王国)の王が
ヤロブアム2世(紀元前786~746在位)
の時代に、

預言者として
アミタイの子ヨナがいたと
列王記14章には
記されている。


ヨナ書はこの預言者を
主人公にして記された。



主はこう言われた。

「お前は、
自分で労することも
育てることもなく、

一夜にして生じ、
一夜にして滅びた
この
とうごまの木さえ
惜しんでいる。


『聖書』ヨナ書 / 4章 10節



唐胡麻(とうごま)
●トウダイグサ科

●花ことば

節制、すべて上品



 ゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜

愛の墓

2010-12-25 10:31:21 | 今日の御言葉 (365日 後編)

主なるあなたの神に、
しるしを求めよ。

深く陰府の方に、
あるいは高く天の方に。

『聖書』

イザヤ書 / 7章 11節




愛の中に生まれ、
愛の人生を生きたのですから、
生を終える墓の中に残るものも
愛だけです。

愛によって生まれた命が、
愛を分かち合って生き、
愛の中に帰っていくのが
私たちの人生なので、

私たちはみな、
愛の墓を残して
旅立つ人生を
生きなければなりません。


宇宙の根本

2010-12-24 13:11:34 | 今日の御言葉 (365日 後編)

これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。

愛は、すべてを完成させるきずなです。


『聖書』

コロサイの信徒への手紙 / 3章 14節





女性と男性が貞節を守り、
保護するというのは、
宇宙を保護することと同じです。

男性と女性の愛の秩序が宇宙の根本だからです。

ですから、
これを動物のように濫用してはいけません。

愛の主人は一人です。
絶対に一人です。



芍薬[しゃくやく]

2010-12-23 13:03:23 | 今日の御言葉 (365日 後編)
エバが蛇の悪だくみで欺かれたように、
あなたがたの思いが汚されて、

キリストに対する真心と純潔とから
それてしまうのではないかと

心配しています。


『聖書』

コリントの信徒への手紙二 / 11章 3節






男性は、神様の愛を中心として女性を
愛するときに、

「完全に愛した。
初めから終わりまで永遠に変わらず愛した」

と言える立場に立たなければなりません。

また女性は、その愛を受ける立場に
立つのですから、自分の身を固く封じなければ
なりません。


数多くの花びらが幾重にも重なり合っている
芍薬〔しゃくやく〕の花のように、
固く隠しておかなければならないのです。

そして、春という天地の調和に合わせ、
そこに和合して新しい人生を出発しなければ
なりません。


(R・M・S)


゜・*:.。..。.:


しゃくやく(芍薬)

学名:Paeonia lactiflora

花期:春

花言葉:「恥じらい」「はにかみ」
「内気」「清浄」「慎ましやか」


※画像には著作権がある可能性があります。



悔い改め

2010-12-22 16:50:39 | 今日の御言葉 (365日 後編)


「悔い改めよ、天国は近づいた」


『聖書』

マタイによる福音書 / 3章 2節




 ゜・*:.


ところで、家庭生活において
最も大変なのが息子・娘をきちんと
育てることです。


親は愛で子供を生み育てますが、
子供は父母の思いどおりには生きて
くれません。

加えて、現代の物質文明は青少年の純粋な心を
破壊しています。

美しく育つべき青少年が麻薬に溺れ、
幻覚を見ながら生きています。
幻覚は正気を失わせ、正気を失った子供たちは、
結局、犯罪と堕落の沼地にはまってしまいます。


思い起こすと、1971年のアメリカは、
フリーセックスの嵐が吹き荒れて、
社会が言葉にならないほど混乱していました。

道端には、髪を伸ばし麻薬に酔って
ぐったりしているヒッピーがあふれていました。
立派な教育を受けたはずの健康な青年が、
そうやって一人、二人と駄目になっていきました。


性的な堕落が甚だしく、
一年に八百万人の性病患者が出たそうです。


ところが、真に深刻な問題は、
政治家や学者、牧師ら
社会のリーダーとなるべき人たちが、
その事実を知っていながら、見て見ぬふりをして

問題を覆い隠そうとあくせくしていたことです。

彼らが現実から目を背けようとしたのは、
自分たちが純潔ではなかったからです。
自分たちが純潔を守れないのに、
子供たちにそれを守れと教育することはできません。


大人たちの不倫と性道徳の乱れは、
家庭を破壊し、子供たちを駄目にしてしまいます。
不倫と乱れた私生活は、
子供たちの心に致命的なダメージを与えます。

現代社会の人々が物質的な豊かさほどには
幸福を享受し得ていないのは、
本を正せば家庭が崩壊しているからです。

家庭を救うためには、
まず大人たちが襟を正してきちんと生きることです。


子供は家庭で親の姿を見て学ぶのであって、
子供の教育にはそれが一番大事です。

父母が正しい見本を見せなければなりません。
真の家庭から真の子女がでてくるのです。


真理は常に最も単純です。




゜・

灯心[キャンドル]

2010-12-21 12:30:27 | 今日の御言葉 (365日 後編)
(カトリック信徒の家庭で育ったキャンドル・ジュンさん。)

背中のタトゥー(刺墨)は、
聖母マリアだそうです。


※写真には著作権が存在する可能性があります。


………………
【松本の教会でキャンドル・ジュンさんのキャンドルナイト-活動まとめたDVD上映も[写真](2010年11月22日)松本経済新聞社の記事より】


キャンドルアーティスト・Candle JUNE(キャンドル・ジュン)さんによる「Candle Odyssey(キャンドル オデッセイ)」が11月20日・21日、カトリック松本教会(松本市丸の内9)で開催された。


 同イベントは2001年にアメリカで起きた同時多発テロをきっかけに、「悲しみのあった地を巡る旅」として始まったもの。これまでにニューヨークのグラウンド・ゼロやアフガニスタン、カンボジアの孤児院、広島、長崎などを巡りキャンドルをともしている。

キャンドル・ジュンさんはこのほか、新潟県中越大地震復興イベントやハイチ大地震の救済プロジェクトなどにも取り組む。松本での開催は初めて。

 当日は、教会前と教会内に100本以上の大小さまざまなキャンドルがともされた。中には彫り込みが施されたキャンドルも。キャンドル・ジュンさんの活動をまとめた映像の上映や、イベントなどでキャンドル・ジュンさんと共演しているミュージシャン・青谷明日香さんによるライブなども行われ、来場者は幻想的な雰囲気に魅了された。

別室ではキャンドルの販売なども行われ、色とりどりのキャンドルを買い求める人でにぎわった。


 上映後、キャンドル・ジュンさんがあいさつ。「この教会は自分が小さいころよく通っていた、今の自分の原点ともなる場所。そんな場所を使わせてもらえることに感謝している」とゆっくりとした口調で話し始め、

「いつもは使わないが、特別なミサのときだけは一人ずつ
キャンドルを持ち、隣の人からもらった火を隣の人に渡していく。少し大人の仲間入りしたようで、好きな時間だった。ここでの体験が今の自分を作っている」

と松本での思い出話も。

 今まで行ってきた活動やそのときに感じた思いなどを語るキャンドル・ジュンさん。

「ちょっとあいさつするだけのつもりだったが…長くなってしまいました」と会場の笑いを誘う場面も。「『平和』の感じ方は人それぞれ。キャンドルに火をともして、家族や友人など大切な人と、その人たちとしか感じることのできない平和な時間を過ごしてもらえたら」と
話し締めくくった。

 イベントを終え、「親戚や友人がこんなに多く集まってくれることが今までなかったので少し戸惑ったが…」とキャンドル・ジュンさん。

「また松本で、自分が思うより良い空間と場所を作り出せたらと思う」とも。


【松本の教会でキャンドル・ジュンさんのキャンドルナイト-活動まとめたDVD上映も[写真](2010年11月22日)松本経済新聞社より】



(カトリック松本教会)

………………


『聖書』
マタイによる福音書 / 12章 20節

彼は傷ついた葦を折らず、
くすぶる灯心を消さない。


…………………

武具 (胸当てと兜)

2010-12-21 07:37:04 | 今日の御言葉 (365日 後編)

わたしたちは昼に属していますから、

信仰と愛を胸当てとして着け、
救いの希望を兜としてかぶり、

身を慎んでいましょう。


『聖書』

テサロニケの信徒への手紙一 / 5章 8節



結婚した後には必ず守るべきことがあり、
私は結婚する夫婦に必ず次のことを誓わせます。

第一に、夫婦がお互いに信頼し愛すること、
第二に、お互いの心を傷つけないこと、
第三に、二世や三世の子供たちに
純潔を守るように教えること、
第四に、真の理想家庭を築くために
すべての家庭が互いに激励し協助すること、
等々です。

婚前の純潔を守ることと結婚後に
貞操を守ることは、
男女を問わずとても大切なことです。
人間らしく、正しく生きるために、
また健全な家庭を守るために、
私は必ずこれを教えます。

結婚とは、ただ単なる男女の
出会いではありません。

それは神の創造の偉業を受け継いでいく
貴重な儀式です。

結婚は、男性と女性が一つになり、
生命を創造して真の愛を求めていく道です。

結婚を通して新しい歴史が生まれます。

結婚した家庭を中心に社会が形成され、
国家が建設され、
神の願う平和世界が築かれていきます。

つまり、この世の中で神の国、
天国が広がる起点となるところが家庭なのです。

ですから、夫婦は平和の中心とならなければ
なりません。

夫婦は仲良くしなければならないし、
そればかりでなく舅や姑、そして親戚にいたるまで、
その平和が生まれてこなければなりません。

二人だけが愛して幸せに暮らすのではなくて、
その家の家族全員がお互いに
愛して暮らさなければなりません。



全身

2010-12-19 13:38:06 | 今日の御言葉 (365日 後編)

なすべきことはただ一つ、
後ろのものを忘れ、前のものに全身を向ける。


(『聖書』

フィリピの信徒への手紙 / 3章 13節)



私たちが死ぬ前に、必ず子孫に残して
おかなければならないものが二つあります。


一つは伝統であり、もう一つは、教育です。
伝統のない民族は滅んでしまいます。


伝統とは、民族を結ぶ魂であり、
魂の抜けた民族は生き残ることができません。

もう一つ、重要なものが教育です。
子孫に教育をしなければ、その民族は滅びます。

教育は、学問・芸術など新しい文物を
吸収することを通して、
世の中で生きていく力を得るものです。

人は教育を通して生きる知恵を学びます。
文字が分からないときは誰もが幼稚なままですが、
教育を受ければ、世の中の仕組みを理解する
英明さをもたらしてくれます。

数千年間続いた私たちの伝統を子孫に
伝える一方、新しい文物を教育することは、
民族の未来を開くことにつながります。

受け継いだ伝統と新しい文物は
生活の中で適切に融合され、
独創的な文化として再生します。

伝統と教育は、どちらがより重要で、
どちらがより重要でないと言うことはできません。
二つを適切に融合させる知恵も
教育から得られるのです。