
わたしのこの命令は、
清い心と正しい良心と
純真な信仰とから生じる
愛を目指すものです。
【テモテへの手紙一 / 1章 5節 】新約聖書 新共同訳
言葉には不思議な力があります。
愛と思いやりをもって語れば
人を励まし勇気づけることができます。
妬みや嫉妬の思いで語れば
その言葉は
人を傷つける凶器にもなります。
私の語る言葉が神様を喜ばせ
多くの人々を力づけるものであるか
いつも反省しなければなりません。

★ドリームワークス、
カトリック教会の児童性的虐待事件の映画化を断念!
◆シネマトゥデイ2013年6月17日
http://m.cinematoday.jp/page/N0053920
【シネマトゥデイ映画ニュース】
トーマス・マッカーシー監督によるカトリック教会での児童性的虐待事件を描く予定だったタイトル未定の作品で、当初製作する予定だったドリームワークスが手を引いたことが明らかになった。The Hollywood Reporterほか複数のメディアが報じている。

本作は、もともとドリームワークスとパーティシパント・メディアが共同で製作する予定で、ボストン・グローブの記者と元編集長が、約10年間にも及ぶ性的虐待事件の隠蔽(いんぺい)を暴いた記事を映画化することになっていた。さらに脚本はウィキリークスを題材にした映画『ザ・フィフス・エステート(原題) / The Fifth Estate』のジョシュ・シンガーが執筆し、映画『扉をたたく人』のトーマス・マッカーシーがメガホンを取ることになっていた。
ボストン・グローブの記者は、この事件に関して約1年間1,000ページにもわたる調査を行い、2003年にはピューリツァー賞を受賞。その報道によって、それまで司祭を擁護していたバーナード・ロー枢機卿を辞任に追い込んだ事件でもあった。
今のところ、ドリームワークスが製作から手を引いた理由は明かされていないが、題材的にはリスクの多い題材と判断したと予想される。だが、同作のプロデューサーのマイケル・シュガーとスティーヴ・ゴリンは、新たな製作スタジオを探しているようだ。果たして、この題材で映画化できるのだろうか?
(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

※従業員の少女が窃盗の濡れ衣を着せられた上、
全裸にされた。 (2004年の事件)
★なぜ、少女は脱がされなければならなかったのか?
実話を基にした問題作、予告編が公開!
◆シネマトゥデイ 2013年4月14日11時30分
アメリカのマクドナルドで少女が裸にされた衝撃の実話を基にした映画『コンプライアンス 服従の心理』の日本版予告編が公開され、信じられないような本当の話である本作のストーリーの一端が明かされた。

1本の電話で少女が裸にされた……というだけでなく、大手ファーストフード店が訴えられたこと、さらには賠償額が日本円に換算して6億円に上ったことで全米の話題をさらった事件を基にした本作。今回公開された予告編では、店員の少女が盗みのぬれぎぬを着せられるまでの一連の流れが収められており、そこから浮かび上がってくるのは人間の存在こそが一番のホラーであるという真理だ。
「マニュアル厳守」「全て指示に従います」「職務を果たしているだけです」……予告編に出てくる言葉はそんなものばかり。警官と名乗る人物からの指示に従うファーストフード店のマネージャーは、あくまで使命感に突き動かされているだけで、そこには悪意のかけらもない。だが、彼女の責任感あふれる行動の一つ一つが、無実の少女を裸にし、最後には性的行為を強要するにまで至るのだ。
サンダンス映画祭を皮切りに世界各地の映画祭で上映され、アメリカの有力カルチャー誌が選ぶベスト映画にもランクインを果たした本作。善悪の判断を超え、権威に服従してしまうという人間の本質に迫ったストーリーはスリリングであり、凡百のホラー映画など及びもつかない恐怖を観客に与えてくれるはず。予告編を見るだけでも、そうした本作のすごみは十分に伝わってくる。(編集部・福田麗)
映画『コンプライアンス 服従の心理』は6月29日より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開
http://m.cinematoday.jp/page/N0052077

映画『コンプライアンス 服従の心理』 - (C) 2012 Bad Cop Bad Cop Film Productions, LLC