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律法と預言者は、
(洗礼者)ヨハネの時までである。
それ以来、
神の国の福音が告げ知らされ、
だれもが力ずくで
そこに入ろうとしている。
「ルカによる福音書」 / 16章 16節
新約聖書 新共同訳
真の愛は、愛を与え、
そして愛を与えたことさえ
忘れてしまうものです。
父母が子供のために生きる愛、
祖父母が孫に与える愛が
真の愛です。
国のために命を捧げることもまた、
真の愛です。
★ウィーン…勉強と職業訓練の両立 :
世界から : 最新教育事情 : 教育 :
◆YOMIURI ONLINE 2013年10月25日
(読売新聞)
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▲貴金属加工の実習に励む生徒たち
(ウィーンのエバンゲリシェス・ギムナジウムで)
オーストリア・ウィーンで、大学を目指す進学校でありながら、貴金属加工などの技能も身につけられるユニークな学校がある。自身の色々な可能性を試したいという意欲的な生徒が学んでいる。
キリスト教系のエバンゲリシェス・ギムナジウム。ギムナジウムは通常、大学進学が前提の8年制の中等教育学校で、日本の小学5年~高校3年に相当する年齢層が通う。一方、手工業などの職人になるには、早くから事業所で研修を積まねばならず、ギムナジウムで学んだ若者が職人の道に進むのは難しい。
同校では、家具製作、貴金属加工、情報技術(IT)の三つの職業訓練コースを設け、大学進学のための学習と並行して、職業技能の習得に力を入れている。高学年になると週に2日が実技訓練に充てられる。通学期間は通常より1年長い9年制だ。
貴金属加工の実習室に入ると、電動ドリルや研磨機などの設備が並び、本格的な工房を思わせた。
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最終学年のナタリー・フェレスさん(18)がガスバーナーで材料を溶かす作業を実演してみせた。勢いよく噴き出す炎の先端がぴたっと狙ったところに止まる。
「勉強と実技訓練の両立はきつい。でも今では思い通りに道具を扱えるようになり、自分が成長した実感がある」と笑顔で話した。フェレスさんは大学で工業デザインを専攻するつもりだ。「大学に行きながら、貴金属加工の仕事をしたい」と続けた。
家具製作コースのマークス・フォルサーさん(18)は「実生活に役立つ物作りを学んだことで、自分の足がしっかり地面についた気がする」と誇らしげに語った。
「頭で考え、手と心で感じて初めて総合的な人間形成ができる」。エリザベト・ジン校長(49)は、勉強と職業訓練を同時に行うカリキュラムの意義をこう述べる。同校の評判は高まり、生徒数はこの7年で8割増えた。今は全校生徒620人を数える。
オーストリアでも欧州金融危機の影響で、日本と同様、大学を卒業しても就職は厳しい。そんな事情も、手に職をつけられる同校の人気につながっているのだろう。
(ウィーン 石黒穣、写真も)
(読売新聞 2013年10月25日)
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▲独西部に建てられた
テバルツファンエルスト司教の豪邸(ロイター)
★豪邸建てた独「ぜいたく司教」更迭…
資金源調査 : 国際
◆YOMIURI ONLINE 2013年10月25日
(読売新聞)
【ローマ=青木佐知子】
ローマ法王庁は23日、豪華な暮らしぶりに批判が殺到していたドイツのフランツペーター・テバルツファンエルスト司教(53)に、管轄する独西部リンブルク司教区を一時的に離れるように命じた。
法王フランシスコは「質素な教会」を掲げており、「ぜいたく司教」(独メディア)を事実上更迭したとみられる。AFP通信などによると、同司教は昨年までに、豪邸など、予算の5倍を超す3100万ユーロ(約42億円)の教会施設を建てた。独カトリック教会が資金源を調査する。
(2013年10月24日22時03分 読売新聞)
【今日の御言葉】