地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

力ずく【ウィーン…勉強と職業訓練の両立 : 世界から : 最新教育事情 : 教育 】

2013-10-26 02:07:09 | 今日の御言葉


律法と預言者は、
(洗礼者)ヨハネの時までである。

それ以来、
神の国の福音が告げ知らされ、


だれもが力ずくで
そこに入ろうとしている。


「ルカによる福音書」 / 16章 16節
新約聖書 新共同訳



真の愛は、愛を与え、
そして愛を与えたことさえ
忘れてしまうものです。


父母が子供のために生きる愛、
祖父母が孫に与える愛が
真の愛です。


国のために命を捧げることもまた、
真の愛です。


★ウィーン…勉強と職業訓練の両立 :
世界から : 最新教育事情 : 教育 :

◆YOMIURI ONLINE 2013年10月25日
(読売新聞)



▲貴金属加工の実習に励む生徒たち
(ウィーンのエバンゲリシェス・ギムナジウムで)

オーストリア・ウィーンで、大学を目指す進学校でありながら、貴金属加工などの技能も身につけられるユニークな学校がある。自身の色々な可能性を試したいという意欲的な生徒が学んでいる。

キリスト教系のエバンゲリシェス・ギムナジウム。ギムナジウムは通常、大学進学が前提の8年制の中等教育学校で、日本の小学5年~高校3年に相当する年齢層が通う。一方、手工業などの職人になるには、早くから事業所で研修を積まねばならず、ギムナジウムで学んだ若者が職人の道に進むのは難しい。

同校では、家具製作、貴金属加工、情報技術(IT)の三つの職業訓練コースを設け、大学進学のための学習と並行して、職業技能の習得に力を入れている。高学年になると週に2日が実技訓練に充てられる。通学期間は通常より1年長い9年制だ。

貴金属加工の実習室に入ると、電動ドリルや研磨機などの設備が並び、本格的な工房を思わせた。



最終学年のナタリー・フェレスさん(18)がガスバーナーで材料を溶かす作業を実演してみせた。勢いよく噴き出す炎の先端がぴたっと狙ったところに止まる。

「勉強と実技訓練の両立はきつい。でも今では思い通りに道具を扱えるようになり、自分が成長した実感がある」と笑顔で話した。フェレスさんは大学で工業デザインを専攻するつもりだ。「大学に行きながら、貴金属加工の仕事をしたい」と続けた。

家具製作コースのマークス・フォルサーさん(18)は「実生活に役立つ物作りを学んだことで、自分の足がしっかり地面についた気がする」と誇らしげに語った。

「頭で考え、手と心で感じて初めて総合的な人間形成ができる」。エリザベト・ジン校長(49)は、勉強と職業訓練を同時に行うカリキュラムの意義をこう述べる。同校の評判は高まり、生徒数はこの7年で8割増えた。今は全校生徒620人を数える。

オーストリアでも欧州金融危機の影響で、日本と同様、大学を卒業しても就職は厳しい。そんな事情も、手に職をつけられる同校の人気につながっているのだろう。

(ウィーン 石黒穣、写真も)

(読売新聞 2013年10月25日)



▲独西部に建てられた
テバルツファンエルスト司教の豪邸(ロイター)

★豪邸建てた独「ぜいたく司教」更迭…
資金源調査 : 国際

◆YOMIURI ONLINE 2013年10月25日
(読売新聞)


【ローマ=青木佐知子】

ローマ法王庁は23日、豪華な暮らしぶりに批判が殺到していたドイツのフランツペーター・テバルツファンエルスト司教(53)に、管轄する独西部リンブルク司教区を一時的に離れるように命じた。

法王フランシスコは「質素な教会」を掲げており、「ぜいたく司教」(独メディア)を事実上更迭したとみられる。AFP通信などによると、同司教は昨年までに、豪邸など、予算の5倍を超す3100万ユーロ(約42億円)の教会施設を建てた。独カトリック教会が資金源を調査する。

(2013年10月24日22時03分 読売新聞)


【今日の御言葉】

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