本日は九段の夜桜を見物。今年は寒の戻りもあり、花の房が例年よりもたわわな感じがしました。しかも、美しい。とはいえ、凄い人出でしたなー。
人出に辟易したわけじゃないが、10時には家に戻りたいなと。
何を隠そう「風林火山」が面白いから、見逃せないのだ!
主役は内野聖陽演ずる山本勘助。いつも威風堂々か優しい主人公が目立つ大河ドラマの中で、身体に障害を持ち、歴史上の脇役が主役というのは珍しい。また、武力に頼らず、知略によって相手を組み伏せるのだが、正攻法とは言えないだけに、アウトサイダー的な要素も大きく、これまた珍しく面白い。
一筋縄でない主人公だからこそ、その主人となる武田信玄の器の大きさにいつも感服させられる。勘助のことを「使いこなしてみたいものよ」というなど、名セリフや、シーンがあり、上に立つものがこういう人なら家臣はついて行きたいと思うなー、と目が離せないのである。
実は勘助のエピソードの後に、信玄はどういう判断を下すのかという面白さがあって、一粒で2度美味しいのである。
そして、ナンと言っても「千葉真一」。信玄の家臣、板垣役で芝居を締めている。殺陣はもちろん、普段の場面でも、信玄の相談役としての忠実さや堅実さや目利きなどが、言葉の間合い・息の吐き方・視線など随所でカッコイイのだ。
最近では「ソニー千葉」としての映画「キル・ビル」が有名だが、やはり私にとっては永遠の柳生十兵衛なのだ。どの映画に出ても、柳生十兵衛は千葉真一が演じているなんての、他の役者ではありえなかったよな。
もっともっと日本へ帰ってきて千葉ちゃんには演じてもらいたいけど、こういう人の共演者は互角にわたりあえる役者じゃないと芝居がダメになってしまうのが難しい。そういう意味では、今回の「風林火山」は見ごたえアリだと思う。
土曜ドラマ「ハゲタカ」といい、最近のNHKドラマは息を吹き返してきたように思う。
人出に辟易したわけじゃないが、10時には家に戻りたいなと。
何を隠そう「風林火山」が面白いから、見逃せないのだ!
主役は内野聖陽演ずる山本勘助。いつも威風堂々か優しい主人公が目立つ大河ドラマの中で、身体に障害を持ち、歴史上の脇役が主役というのは珍しい。また、武力に頼らず、知略によって相手を組み伏せるのだが、正攻法とは言えないだけに、アウトサイダー的な要素も大きく、これまた珍しく面白い。
一筋縄でない主人公だからこそ、その主人となる武田信玄の器の大きさにいつも感服させられる。勘助のことを「使いこなしてみたいものよ」というなど、名セリフや、シーンがあり、上に立つものがこういう人なら家臣はついて行きたいと思うなー、と目が離せないのである。
実は勘助のエピソードの後に、信玄はどういう判断を下すのかという面白さがあって、一粒で2度美味しいのである。
そして、ナンと言っても「千葉真一」。信玄の家臣、板垣役で芝居を締めている。殺陣はもちろん、普段の場面でも、信玄の相談役としての忠実さや堅実さや目利きなどが、言葉の間合い・息の吐き方・視線など随所でカッコイイのだ。
最近では「ソニー千葉」としての映画「キル・ビル」が有名だが、やはり私にとっては永遠の柳生十兵衛なのだ。どの映画に出ても、柳生十兵衛は千葉真一が演じているなんての、他の役者ではありえなかったよな。
もっともっと日本へ帰ってきて千葉ちゃんには演じてもらいたいけど、こういう人の共演者は互角にわたりあえる役者じゃないと芝居がダメになってしまうのが難しい。そういう意味では、今回の「風林火山」は見ごたえアリだと思う。
土曜ドラマ「ハゲタカ」といい、最近のNHKドラマは息を吹き返してきたように思う。