先日、スマホ(スマートフォン)を落とし、
近所のスーパーに届いていたのを
回収した話を書きましたが、
再び携帯電話を落としました。
私ではなく、今度はカミさんです。
土曜日の午後、
「携帯が見当たらないから、電話をかけてくれる?」
とのカミさんの申し出に、
私のスマホから電話してみましたが、
家の中では、どこからも呼出し音が鳴りません。
どこかで落としたらしい、ということになりましたが、
心当たりは、前日の夕方、買い物に出かけ、
その時、自転車で転んでしまい、
荷物の中から飛び出してしまったのではないか、
ということで、
捜索開始。
現場の道路に行って、道端の生け垣の中などを見てもみつかりません。
試しに、電話をかけてみましたが、
呼出し音はどこからも聞こえて来ません。
念のため、行き先だったスーパーに行って訊いてみましたが、
携帯の落とし物は届いていないとのこと。
きょろきょろ道を見ながら帰宅し、
近所の交番に電話で問い合わせてみると、
本署のデータベースにアクセスしてくれて、
どうやらそれらしい物が届いているといいます。
ただ、本署は土日は休みなので、
月曜日に問い合わせてくれとのこと。
問い合わせ先は、
浦安警察の「会計課」だといいます。
会計課? なぜ? 聞き間違いか?
試みに携帯に電話をかけてみると、
呼び出しています。
警察の倉庫の中で空しく鳴っているのでしょうか。
月曜日、朝一番で「会計課」に電話をしてみると、
携帯電話の形状や待ち受け画面、
電話番号を訊かれ、
その後、しばらく待たされました。
そして、回答。
該当の番号の携帯電話が届いています、
とのこと。
拾得物が届いた際、
操作して番号確認だけはしているようです。
続いて、こちらの住所氏名を聞かれ、
取り扱い番号をいただき、
夫婦二人分の住所の分かる書類持参の指示のもと、
自転車で10分ほどの警察本署へ。
入ってすぐのところに
「会計課」とあり、
その下に「遺失物」なんとかと書いてあります。
やはり、「会計課」は聞き間違いではなかったようです。
取り扱い番号を言うと、
現物が出てきました。
まさしく、カミさんの赤いガラケーです。
必要書類に記入して、受け取り、
無事、ご帰還。
実は、今度紛失したのは、スマホに変える良い機会ではないかと、
スマホ取り扱い会社に、問い合わせをしていたところです。
幸い戻って来たので、
スマホへの変更は、
とりあえず延期となりましたが、
どのみち、カミさんの携帯電話は、
G3が終わる来年にも買い換えなければなりません。
ガラケーとは「ガラパゴスケータイ」の略で、
ガラパゴス諸島が孤島ゆえに
独特な生態系が維持されたように、
海外と比べて日本独自の機能を持つ携帯電話のこと。
正式には、フィーチャーフォンといいます。
ガラケー3G回線は間もなくサービスが終了します。
SoftBankは2024年の1月下旬、
NTTドコモは2026年3月末に
3G回線をサービス終了(停波)する予定。
各端末メーカーは
3G回線のガラケー新機種を
既に生産・発売していません。
今は携帯電話は、
スマホが主流ですが、
そんな中でもガラケーを使っている人は多く、
理由としては、以下のようなことが挙げられます。
・使い慣れているのを変えるのが面倒
・通話(電話)とメールだけが出来ればよい
・ガラケーで使える機能の使い勝手が気に入っている
・スマホは機能が多すぎて使いこなすのが大変
・物理的なボタンを操作することに安心感がある・使いやすい
・2つ折りタイプが使いやすい
・ガラケーのサイズ・重さがちょうどよい
・ガラケーは本体代、月々の利用料金ともに安い
中にはスマホを使い始めたけれど、
ガラケーを手放すことができず2台持ちにしているという人もおり、
ガラケーにはまだまだ根強いファンが存在するようです。
既にスマホが無いと受けられないサービスも多く、
スマホは既に携帯電話の標準。
やがて、ガラケーが化石となる時代も来るでしょう。