空飛ぶ自由人・2

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箱根・大涌谷

2024年11月29日 23時00分00秒 | 旅行関係

箱根日帰りバス旅行の続き。

芦ノ湖海賊船の後は、ロープウェイに乗ります
                                        箱根ロープウェイは、
桃源台駅から大涌谷駅へ登り、
大涌谷駅で乗り換えて、
早雲山駅へ下る、2路線で構成されています。

営業区間が日本一長い索道路線で、
乗車人員は2008年度に201万人を超え、
2009年7月9日付で
ギネス世界記録のゴンドラ・リフト部門で
乗車人数世界一に認定されています。

1959年(昭和34年)12月6日開業。
当初は早雲山駅から大涌谷駅まででした。
1960年9月7日、大涌谷駅から桃源台駅までが開業し、
全線開業となりました。
当時は早雲山駅 --桃源台駅間を直通していました。

2000年当時、
設備全体が老朽化したことと、
箱根の観光客が増えたために
ロープウェイの輸送能力(当時は975人/時)が不足し、
乗車待ちに1 、2 時間かかることもみられるようになったことから、
ロープウェイの架け替えの検討が始まり、
2001年12月から総工費約70億円をかけて、
鉄塔解体、新設、駅舎改修などが行われました。
スイス製のゴンドラ(定員18人)が全線に50台設置され、
各駅で1分間隔の運行で、
輸送力は1時間当たり975人から1440人に
48%増となり、
運転区間が大涌谷で分断されました。

2002年(平成14年)6月1日、
早雲山駅から大涌谷駅まで、新型ロープウェイの運行が始まり、
2006年(平成18年)、大涌谷駅から桃源台駅を
新型ロープウェイに架け替える工事を行い、
2007年(平成19年)6月1日、大涌谷駅から桃源台駅まで、
新型ロープウェイの運行が始まりました。

ゴンドラに動力はなく、
大涌谷駅と姥子駅のモーター(原動設備)でロープを操作しています。
ロープは直径48mm、1 本のロープを端でつなぎ合わせています。

このウェットティッシュは、

ガスが発生した時、鼻と口を覆うためのもの。

発車。

天気が良ければ、こんな景色を見ることができます。

秋には紅葉も。

残念ながら、雲に隠れて富士山は見えませんでした。

途中駅で降りる人はいません。トレッキングの人たち用駅。

終点が見えてきました。

大涌谷(おおわくだに)は、
箱根火山の火山性地すべりによる崩壊地形です。
地熱地帯で活発な噴気地帯でもあります。

スマホの高度計。標高1044m。

約3100年前、
箱根火山で水蒸気爆発による山崩れが発生し、
さらに約2900年前に小規模な火砕流が発生、
火山砕屑物と山崩れによる堆積物の間が現在の大涌谷となっています。

江戸時代には「地獄谷」や「大地獄」と呼ばれていましたが、
明治天皇・皇后の行幸啓に際し、
1873年(明治6年)に改称されました。

かつては噴気孔を自由に観察することができましたが、
1970年4月27日、
修学旅行で噴気孔の見学に訪れていた児童の列に落石が襲い、
1人が死亡する事故が発生し、行けなくなっています。

地熱を利用してできたゆで卵(温泉卵)が販売されています。

温泉に含まれる硫黄と鉄分が結びつき
黒い硫化鉄となり卵の殻に付着して、
殻を黒く変色させることから
「黒たまご」と呼ばれます。

黒たまごは1個食べると7年寿命が延びるというふれこみで、
軽食土産として人気です。

緊急を知らせるサイレンのようです。

箱根ジオミュージアム。

早雲山行きに乗り換えます。

 

こんな感じ。

ゴンドラからの眺め。

途中のすれ違い。

終点の東雲台に着きました。

ここから強羅へのケーブルカーに乗る人もいます。

展望台には、

足湯もあります。

展望台からの眺め。

ここにはcu-mo箱根という商業施設があり、

おみやげものが並んでいます。

こんな雲を表す飲み物も。

白いポスト。

再び、バスに乗って一路東京へ。

ようやくお昼です。

この昼食のおにぎり弁当、芦ノ湖到着前に配られ、
①今食べる ②海賊船で食べる ③帰りのバスで食べる
という悪しき選択肢。
①は早すぎるし、
②インバウンドの方のいる前で食べるのはいやなので、
③帰りになりました。
改善の余地あり、とアンケートには書いておきました。

途中通った仙石原のススキ

カミさんはいたく感動していました。

帰路も渋滞に巻き込まれ、

中井SAと

大黒ふ頭で休憩し、

5時間かけて新浦安に到着。
5時15分解散の予定が7時25分に。
バス旅行の危険なところです。
久しぶりの家族旅行。
そろそろ終わりかなあ。

 


箱根・芦ノ湖

2024年11月25日 23時00分00秒 | 旅行関係

先日、バス日帰り旅行に出かけました。

↓の新聞折り込みチラシで申し込み。

決め手は、浦安、新浦安出発という点で、

駅前の大型スーパーの脇が集合場所。


7時50分出発。

朝ごはんは、コンビニで買ったおにぎり。

参加者は高齢者ばかり。

首都高速から東名に入り、

海老名サービスエリアで休憩。

トイレの表示は親切。

へー、こんなシステムも。

日本の道路の文化、サービスエリア。

名物のメロンパンを買いました。

やがて山道へ。

着いたのは、箱根町の芦ノ湖のほとり。

渋滞に巻き込まれ、3時間半もかかりました。

スマホの高度計を見たら、標高731メートル

港からの眺め。

芦ノ湖は、神奈川県足柄下郡箱根町にある、カルデラ湖

箱根火山のカルデラ内にある神山が、
約3千年前に水蒸気爆発と火砕流を起こし、
山の一部が大崩壊を起こして
カルデラ内にあった早川を堰き止めて芦ノ湖が誕生。

神奈川県内最大の湖。
水源の大部分が湖底からの湧き水
歴史的経緯から、
水利権が静岡県側にあるため、
神奈川県側では湖水利用ができません。
渇水や増水などの非常時だけ、
早川に放水されます。

湖畔を中心に名所やリゾート施設が多く点在する観光地で、
富士山も望める景勝地としても知られています。

晴れていれば、ご覧のような景観が楽しめます。

残念ながら今日は、
雲に隠れて見えません。

毎年正月に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走
往路ゴール、復路スタート地点なので、
ミュージアムがあります。

湖上には、箱根海賊船(小田急箱根、小田急電鉄系列)と
芦ノ湖遊覧船(箱根遊船、富士急行系列)が運航されています。

浦安派遣団は、海賊船に乗ります。

これが海賊船。

戦後、箱根の道路、鉄道等の運航については、
堤康次郎率いる西武グループと
安藤楢六率いる小田急グループ及び
そのバックに付いた五島慶太の東急グループの間で、
20年以上にわたってシェア争いがあって、
「箱根山戦争」と呼ばれ、
新聞小説や映画になりました。

1950年8月1日に「箱根観光船」として運航開始。
当初、客船としては世界初の双胴船を運航している
伊豆箱根鉄道に対して苦戦していましたが、
アメリカのディズニーランドを視察した社長のアイデアにより、
海賊船の導入を決定。
海賊船になってから人気を集め、船内は満杯。

臨海部の造船所で建造後、
ブロックに分解されて芦ノ湖に運搬し、
桃源台港にある船舶工場で再組み立てされて進水しました。

屋内客席と

オープンデッキがあります。

船内から眺める景観が魅力。

インバウンドの旅行客が多く、
船内は、まるで外国

売店。

ファーストクラスの部屋も。

エレベーターもあります。

今、船がどのあたりにいるかの地図も。

約40分間の乗船で、桃源台港に到着。

海賊船よ、さようなら。

これからロープウェイに乗ります。


パスポートをなくした and 様々なYouTube

2024年11月13日 23時00分00秒 | 旅行関係

テレビが絶望的につまらないので、
YouTubeばかり観ています。
以前、登録している番組について
書きましたが、
その後、登録番組が増えたので、
そのことを報告し、
一つ面白い事例があったので、
最後に書きます。

総選挙があったこともあり、
増えたジャンルは政治もの。

まず、青山繁晴チャンネル「僕らの国会」

自民党の参議院議員で、
後援会、支援団体を一切持たないという、
国会議員としては珍しいポリシーの持ち主。
その心意気は前から感心していましたが、
リアルタイムの情報を得るために登録。
基本的に公設秘書の三浦女史とのかけあいで
今起こっている事態について見解を述べるやり方。
先の総選挙で敗北した石破総理を厳しく断罪。
両院議員懇談会でも、
面と向かって石破総理に辞任を求めた硬骨漢。
大体10万から20万の再生数。
議題によっては100万再生に近いこともあり、
個々の事柄に青山さんが答える
ショートも面白い。


                                        三橋テレビ

評論家の三橋貴明さんのチャンネル。
今起こっている政治課題、経済課題に見解を述べる。
財務省批判で有名。
極めて正しいことを言っているが、
失礼ながら、容貌と語り口に品がないので、
相当損をしています。
常時20万代以上の再生数。

言論テレビ

櫻井よし子さんのチャンネル。
やさしい語り口でありながら、
厳しい舌鋒で政権批判、リベラル批判をします。
常時40万を越える再生数。

次は教養、蘊蓄篇。

サイコパスおじさん

幅広く蘊蓄を語る番組。
2万再生くらい。
時々7万を越えることがあります。

大人の学び直しTV

                                        これも蘊蓄番組。
10万を越える再生数。

そして、旅Tubeが、以下のとおり増えました。

YOUTABI TV

                                       ママチャリ一台でアメリカ横断、カナダ横断を成し遂げた
「長野の田舎者」が、
今度は香港からロンドンまでの自転車旅を開始。
特に中央アジアの各国の走破は白眉。
見たことのない景色、
珍しい光景に目を見張り、
回教圏の社会の在り方に心を刻む。
電動アシストにしたらさぞ楽だと思うが、
ママチャリにこだわり、
険しい峠の坂道を息を切らして登る。


野宿をしたり、ガソリンスタジオに泊まったりしながら、
現地の人々のやさしさに触れる。
アクセス数は意外に少なく、1万弱。

おのだ Onoda

 

 

精力的に旅をこなす人。
時々ビジネスクラスやファーストクラスのレポートをする。
今、スカンジナビア航空がスカイチームに新加入してのキャンペーンで
年内にスカイチーム15社を乗ったら、
100万マイル差し上げるというイベントに挑戦中。


福岡→ソウル(仁川)→広州→バンコク(一泊)
→ジャカルタ→クアラルンプール(一泊)
→シンガポール→ホーチミン→台北(一泊)
→福州→上海
と、4日間で8社制覇。
大韓航空、ケニヤ航空、ガルーダ航空、KLM オランダ航空、
ベトナム航空、中国航空、厦門航空、中国東方航空。
残り7社。
軽費は航空券だけで、25万4千円。
あとは、空港内のホテル代だけ。
観光はしない。
食事はラウンジで無料で済ませる。


100万マイルを獲得すると、
700万円ほどの価値があるらしい。
ご苦労様なことです。
再生数10万台。
                                        Haru Daily

女性旅Tuber、ハルさんの旅日記。
結構高いホテルに泊まったりの優雅な旅。
フィジー篇は他の旅Tuberがまだ手を付けていない場所だ。

見た目では、いいとこのお嬢さんの雰囲気。

5万再生位。

TOMO'S TRAVEL 

                                     海外ではなく、日本国内を巡る。
「三重県の県下最大級の繁華街がゴーストタウン化していた…その理由は?」
などとテーマを決めて深掘りする。


かなり研究の成果が伺え、ためになる。
韓国にも出かけ、
ソウルにあるスラム街のレポートには驚かされた。
5万再生位。

SU CHNNEL 

中国旅などを展開。
最近の重慶観光は
中国の発展を伝えて面白かった。


5万再生。
ものによって20万を越えることもある。

ザック

副題に「仕事を辞めた30歳」とある。

東南アジアを中心に町を巡る。
特徴は自撮りが少ないこと。
冒頭で「今、私は○○にいます」という部分で
顔をさらす以外は、常に周囲の情景を写す。
これは正解で、
視聴者は別に報告者の顔を見たいわけではない。
自分の顔を写すのはやめて、
周囲の景色を写してもらいたいのに、
何か皆、勘違いをしているようだ。
その点、ザックさんのカメラは、常に前を向いている。
食事の時も、食べている顔を写したりせず、
食べ物をずっと写す。


もう一つの特徴が、
他のYouTuberが結構良いホテルに泊まっているのに対し、
一晩1000円以下の安宿
シャワーも湯が出ない廃墟のようなゲストハウスに好んで泊まる。
さすがにシーツに滲みがある不潔感ただよう宿では、
薄手の寝袋みたいのに入って、接触しないようにして寝る。
食事もストリートフードを食べ、
小さな屋台や狭い食堂で現地の人のための
100円以下のものを食べる。
その姿勢は尊敬に値する。


屋台で水物を買って飲むのを見て、
私などは震えあがった。
名所観光ではなく、繁華街を散策し、
道路では気楽に「ハロー」と声をかけ、
「どこから?」という問いに
「日本だよ」と答える。
再生数は6, 7万程度。

どん底旅行

一切ナレーションなし。


説明は字幕でのみ。

映像はきれいで、紀行番組並だが、
再生数は217や240と少ないのが、不思議。

どこにでも行くドスコイ

おネエのようなキャラクターで、
時々現地でも女性と間違われる。
自分のことを「ドスコイ」と呼ぶ。
おネエらしく、とにかく饒舌。

最後にこのドスコイさんが遭った事件を報告します。

ブルネイに行く計画で、
その前にマレーシアのコタキナバルに立ち寄り、
そこで事件が起きた。
パスポートを無くしたのだ。
携帯とパスポートをバッグの同じポケットに入れたため、
携帯を出す時、落としたらしい。
ホテルをチェックインした時は確かにあったので、
その後通ったモールや商店街を辿っても見つからない。
ホテルに戻って訊くと、
パスポートはチェックした後、確かに返したという。
もう一度モールを巡り、落とし物はなかったかと
事務所に尋ねても、落ちていなかったという。
領事事務所に行って申告しようとしたが、
領事事務所は夕刻で閉じた後で、翌朝行くことにする。


仮に領事事務所で受け付けてもらえても、
帰国のための渡航書が出るだけなので、
その後計画していたブルネイ、
オーストラリアの旅行は断念しなければならない。
飛行機やホテルのキャンセルで、
30万円ほどの損害だ。

以前、ベトナムで財布を無くしたことがあるという。
その時は、バスの中にあって戻ってきた。
台湾でも財布をなくした。
ロシアに着いた途端に無一文になったことがある。
しかし、パスポートを無くしたのは、初めてだ。
もう一度モールを巡り、
懊悩しつつホテル一泊すると、
(パスポートがあった時にチェックインしたから泊まれたが、
 その前だったら野宿だ。)
視聴者さんからダイレクトメールが届いていた。
「コタキナバルに旅行で来ている者です。
本日、コタキナバルを散策中に、
警備員の方に、
日本人かと声をかけられ、
『日本人のパスポートを預かっているのだけれど、
この人を知らないか』と言われました。
もしかしたら、あなたのかもしれないです!」
(どうやら、ブログかツイッターに
パスポートを落としたことを書いたらしい。) 
メールでやり取りして場所を聞き、
そこに行ってみるが、パスポートは落ちていない。
(当たり前)
警察に行き、事情を話すと、レポートが作成された。
(ただ、マレーシアには、
落とし物を警察に届ける、という文化はないという。)
警察を出て、元の場所に戻ると、
そこに二人の警官がいて、談笑中だった。
話しかけ、ポリスレポートを見せると、
「連絡してみる」とどこかに電話。
2分後、警察車が現れ、
テーブルを設置し、何かファイルのようなものを持って来て、
中から、何か赤い物を取り出した。
無くしたパスポートだ!


というわけで、無事、パスポートが戻ってきた。
「死んだペットが生き返ったような感じ。
 お墓も作ったのに」
キャンセルしたのは、オーストラリアのホテルだけで、助かった。

という、パスポート紛失の一幕。

今、旅Tuberはものすごく多い。
好きな旅行をして、YouTubeで発信し、
広告料をもらって、
その資金を次の旅に回す。
うらやましい。
広告料が入るには、
一定の基準をクリアしなければならず、
そこまで至るには大変だろうが、
経済的に成り立っている人がいるのも確かだ。

私ももっと若かったら、やっていただろうが、
時代が先に行ってしまった。


世界で最も混雑する空港ランキング

2024年08月10日 23時00分00秒 | 旅行関係

2023年に飛行機で旅行した人は
全世界で85億人(!)にのぼり、
ほぼパンデミック前の水準まで回復した。
世界経済の厳しい状況にもかかわらず、
増加傾向にあるという。
その旅客を送り出し、迎えるのが、空港。
世界で最も忙しい空港トップ10を見ていこう。

 

10位 インディラ・ガンディー国際空港(インド、デリー)

乗客数:7220万人
乗客数が前年比で21.4%増加した。

9位 シカゴ・オヘア国際空港(アメリカ、イリノイ州)

乗客数:7390万人
利用客は、前年比8.1%増加した。
アメリカの国内旅行のハブ空港で、
とりわけユナイテッド航空とアメリカン航空のフライトが多い。

8位 ロサンゼルス国際空港(アメリカ、カリフォルニア州)

乗客数:7510万人
利用客は、前年比13.8%増加したが、
2019年のパンデミック前の水準と比べると
14.8%減少している。
この下げ幅は、トップ10に入った空港では最大。
アラスカ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空など、
数多くの航空会社のハブになっているが、
2022年に経済状況が悪化し、
航空各社がフライト数を削減したことで、
この空港を使う国内旅行者が大幅に減少したもの。

7位 イスタンブール空港(トルコ)

乗客数:7600万人
乗客数は18.3%増加した。
2019年に比べて45.7%増と急増している。

6位 デンバー国際空港(アメリカ、コロラド州)

乗客数:7780万人
利用客は、前年比で12.3%増加し、
パンデミック前の水準と比べても12.8%増えている。

5位 羽田空港(日本)

乗客数:7870万人
2022年の順位は16位。
乗客数は、最大の増加を見せ、
前年比55.1%と急増した。
この原因は、
日本が2022年後半まで入国規制を解除せず、
観光旅行の回復が遅れていたことによる。
この増加にもかかわらず、羽田空港の乗客数は、
2019年の水準と比べて7.9%減にとどまっている。

4位 ヒースロー空港(イギリス、ロンドン)

乗客数:7920万人
利用客は、2022年に218%増(3倍)と急増した。
2023年も、28.5%という、
前年よりやや控えめな増加率ではあるものの、堅調に増えている。
乗客数増加の主な要因として、
アジア太平洋地域からの旅行客の増加を挙げている。
2024年には、パンデミック前の水準を上回り、
8140万人という乗客数記録を達成することが期待されるという。

3位 ダラス・フォートワース国際空港(アメリカ、テキサス州)

乗客数:8180万人
利用客数は11.4%増加した。
アメリカン航空の発着が最も多いハブ空港で、
多くの航空会社の国際線が出発する都市でもある。

2位 ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)

乗客数:8700万人
乗客数が31.7%と大きく増加し、
このランキングで初めて2位になった。
この地域における航空業界と観光推進への
重点的な投資を反映している。

1位 ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(アメリカ、ジョージア州)

乗客数:1億470万人

同空港は、20年以上にわたって首位を守っている。
2023年には、乗客数が前年比で11.7%増加した。

              
10空港のうち9つを利用している私ですが、
1位の空港は意外。
何故利用する機会がなかったのか、謎です。

 


魅力的な国ランキング

2024年07月25日 23時00分00秒 | 旅行関係

今、銀座や新宿に行くと、
外国人の姿があふれている。
どうやら、今年は3千万人を越え、
史上最多の外国人が日本を訪れる見込みだ。

YouTubeには、
訪日した外国人に街頭でインタビューをし、
日本を礼賛する声を聞く番組が実に多い。
礼賛の主なものは、
美しい自然、活気ある都会、
神社や寺院のたたずまい、
おいしくて安い食事、
独特な日本の文化などだが、
日本の町が静けさに包まれていること、
日本人の礼節を重んじる姿、
親切な接客、100円ショップ、
時間に正確な公共交通機関新幹線
果てはトイレの清潔さまであげている。
日本人には当たり前のことが、
外国人には新鮮に映るらしい。

日本は観光地として、第一級の位置を確立したようだ。
その上、円安で、魅力が増している。

その結果、
米旅行雑誌の「世界で最も魅力的な国ランキング」で日本が第1位に選出されている。

米国の大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』は、
旅行業界において世界的にも歴史が長く権威ある雑誌で、
高所得者層を中心とした読者を持ち、
高品質の旅行、ホテル、レストラン、買い物などに関する最新情報を掲載し、
読者数は約620万人にのぼる。

その読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード」とは
同誌が1988年から実施している、
長い歴史と権威を持つ読者投票。
読者が全世界の旅行先を総合的に評価し、
次の旅先候補として高い人気を誇る目的地を
格付けしたランキング。
52万人以上の読者が世界各地で再訪したい場所について、
国や都市、島、リゾートなど11のカテゴリで投票。
その「世界で最も魅力的な国ランキング」上位10カ国は、次のとおり。

1位:日本    


2位:イタリア    
3位:ギリシャ    
4位:アイルランド    
5位:ニュージーランド    
6位:スペイン    
7位:ポルトガル    
8位:イスラエル    
9位:ノルウェー    
10位:スイス

大都市部門の上位10都市は、次のとおり。

1位:シンガポール


2位:東京
3位:ソウル
4位:ケープタウン
5位:シドニー
6位:コペンハーゲン
7位:オスロ
8位:バンクーバー
9位:メルボルン
10位:エジンバラ

私の旅行経験でも、
ニューヨークやロサンゼルスは、
有名な割に観光資源はそれほど多くない。
ロンドンやパリはさすがに名所は多いが、
それでも東京の多様なものには及ばない。
上記トップ10といえども、
東京のような広範囲に広がった観光地、
掘り起こせば次々と出て来る見どころとは
比べ物にならない。
そして、日本の食事の美味しさは、
どの都市よりも豊富で多彩だ。
ミシェランの星を獲得したレストランの数は、
東京がパリを陵駕している。

別のランキング

国際的な市場調査会社ユーロモニターインターナショナルは、
「トップ100都市デスティネーション・インデックス」レポートを発表。
これは、世界の100都市を
観光に関する6つの主要分野
(経済・ビジネスの実績、観光パフォーマンス、観光政策と魅力度、
 観光インフラ、衛生・安全、持続可能性)で、
合計55の指標を用いて比較し、
観光都市としての魅力を総合評価したもの。

それによると、
2023年に世界で最も魅力的な観光都市であると評価されたのは、
2021年、2022年に続き、パリとなった。
東京は2022年の20位から4位に急上昇。
大阪も前年の42位から16位に大きく順位を上げ、
京都が27位、札幌が58位、福岡が61位となった。

2023年トップ20観光都市は以下の通り(カッコ内は前年順位) 

1位:パリ(1) 


2位:ドバイ(2) 
3位:マドリード(4) 
4位:東京(20)
5位:アムステルダム(3) 
6位:ベルリン(8) 
7位:ローマ(5) 
8位:ニューヨーク(10)
9位:バルセロナ(9) 
10位:ロンドン(6) 

11位:シンガポール(15)
12位:ミュンヘン(7) 
13位:ミラノ(12)
14位:ソウル(26)
15位:ダブリン(18)
16位:大阪(42)
17位:香港(36)
18位:ウィーン(16)
19位:ロサンゼルス(14)
20位:リスポン(13)                               

世界は、急速に
日本の魅力に目覚め始めたようだ。