麻雀放浪記
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制作:1984年 日本
制作:角川春樹
監督:和田誠
原作:阿佐田哲也
脚本:澤井信一郎 和田誠
出演:真田広之 鹿賀丈史 名古屋章 高品格 加賀まりこ 大竹しのぶ
阿佐田哲也の同名小説を映画化した「麻雀放浪記」です。イラストレーターの和田誠氏初の脚本・監督作品です。映画は第1巻の「青春編」なんだそうです。
舞台は敗戦直後の東京上野。哲(真田広之)は終戦後も学校へは戻らずブラブラしていました。そんなある日、勤労動員の工場で働いていた時にバクチを教えてくれた上州虎(名古屋章)と偶然会います。虎に連れられてチンチロに足を踏み入れる哲。お金を殆ど持っていない哲は、プロのバクチ打ちであるドサ健(鹿賀丈史)に張ります。ドサ健のおかげで見事勝金を得ることができた哲でしたが、コーチ料としてほとんどドサ健にとられてしまいます。哲は、何故か対抗心と同時に奇妙な友情を抱くのでした。
これを初めて観たのは小学生の頃でした。80年代にモノクロというのが妙に印象的でした。勿論麻雀の知識なんて全くありませんでしたがヒューマンドラマとして充分に楽しめる内容でした。
先日BSで放映されていたのをばっちり観ました~っ。懐かしい!そして皆若い!!坊や哲、ドサ健、出目徳、 ゼゲンの達、上州虎などなど一癖も二癖もあるキャラクターが生き生きと活躍していてとっても魅力的です。久しぶりに観ましたがやっぱり素敵な作品でした。
・麻雀放浪記@映画生活
・前田有一の超映画批評


