茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

りんごかもしれない ヨシタケシンスケさん

2021-10-24 21:13:18 | オススメしたい本

 絵本作家のヨシタケシンスケさん。
 ご存知ですか?

 私が初めてその名を目にしたのは、4歳の子どもと一緒に行った病院の待合室でだった。

 娘は「りんごかもしれない」というその絵本を本棚から選んできて、一緒に読んだ。
 なかなか面白くて、その病院に行く度に読んだ。

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 そして、本屋さんで見つけた「ぼくのニセモノをつくるには」

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 娘と一緒に購入して何度も読んだ。
 独特な視点で、なるほどなと思う。



 それ以降、ヨシタケシンスケさんの絵本を見つける度、読む。
面白い。
自分が当たり前と思っていたことは実際そうなのか? 
もう一度考えさせられる。


 そのヨシタケシンスケさんのインタビューが、朝日新聞2021年8月29日の教育欄に載っていた。



 自身の子ども時代の話を紹介しつつ、不登校のお子さんについて、こう話している。


以下引用*****************************

 不登校のお子さんは、何かしらの理由で「学校に行かない」という選択をしている。
「勉強についていけない」など理由がはっきりしている子もいれば、「なんとなく」という子も多い。
この「なんだか分からないけど行きたくない」という直感は、生きるための強さがあるということ。
 人として一番大事なのは「選ぶ力」だと思います。「逃げる」とは、生きるために「選ぶ」ことであないでしょうか。逃げるのは、非難されることでは全然ないんです。
 逃げる人は先のことを考えていないと思われがち。でも「居心地のよい場所を探しに行くために、この場から離れるんだよね」と言い換えてあげればいい。

************************


 ご自身も嫌いなもの、これだったら我慢できるかなと選ぶ生き方をして、今居心地の良い場所を見つけたと。

 そして、こう続いていました。

*************************

 若い時には、自分を喜ばせるためのコレクションをたくさん集めてください。写真でも文章でもどんな形でも。それが将来の自分を救うことにつながる。
 好きなものがなければ、嫌いなものでもいい。
「好き」はころころ変わるけれど、「嫌い」は変わらなかったりする。強い気持ちは人を動かしてくれます。

**************************


 
 強い気持ちが人を動かす。
 よく、好きなものが。。。とはいうけれど、嫌いなもの、ねえ。
確かに、嫌いならそれをどう克服するか、回避できるかという方向に動くということになるか。

 自分を喜ばせるためのコレクションを集める。
それは、私にとっては茶道に関する情報を集め、勉強する、ことかなあ。

 みんなが我慢するだけじゃなくて、居心地のいい場所を見つけて、
幸せを感じるコレクションに囲まれていたら、
世の中は平和になりそうだなあ。

 ヨシタケシンスケさんにまたもや考えさせられた。



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