茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

奈良紀行2 日本聖公会 奈良基督教会に出会う

2022-02-09 19:49:22 | 旅先にて
 昨年10月末の奈良紀行、書き溜めていた記事で下書きになったままのものがいくつか見つかりました。
編集してアップしておきます。

奈良紀行2 最終日の薬師寺 よみがえった東塔
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/79abdf024df3aa4359c7f3f4ef4ef98a

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 旅の最終日、薬師寺の帰り、ひがしむき商店街の中をそぞろ歩きしていて偶然出会った教会。

日本聖公会 奈良基督教会

 教会は商店街から階段を上がった高いところにあります。

 商店街の道沿いに、日本でも珍しい和風建築の礼拝堂です、どうぞご覧になって下さいとの看板が出ておりました。
 階段を上がると、入り口で、どうぞどうぞお入りくださいとパンフレットを渡されました。
外側も和風なら、中も和風。
だけれど、しっかり礼拝堂。



 
「1885年(明治18年)、奈良在住の信徒とアメリカ人宣教師ジョン・マキム師によって伝道が始められ、その二年後、奈良基督教会が創立されました。
 1930年(昭和5年)、現在の場所に礼拝堂と会館が点てられ、幼稚園も併設。
その後、パイプオルガンが設置されたり、様々な建物が建てられ、地域に開かれた教会として存在している。」

「礼拝堂は、隣接する奈良公園の風致景観保存のために、純粋な和風意匠となっていて、設計・施工は宮大工の大木吉太郎氏。
2015年(平成27年)には、国の重要文化財に。」


 キリスト教というと、カトリック?プロテスタント?と思いがちですが、
奈良基督教会は、英国国教会の流れをくむ日本聖公会という中道を歩む教会だそうです。


 私も中で祈りを捧げました。
 ちょうどパイプオルガンの練習をされているところで、美しい音楽を聴きながら。




 ランプや天井の細工も美しく、見事でした。
和と洋の融合。

 
 

 まさか奈良で和を満喫する中で、洋の宗教の中の和まで楽しめるとは思いませんでした。
この出会いは神様のお導きかもしれません。

 奈良に行ったら是非訪ねて頂きたい場所のひとつです。


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