炉の時は、席の出入りの際に襖の開け閉めが多くなります。
そして、研究会の舞台上にセットされた和室では、当然のことながら襖はありません。
いつも研究会では、襖を開けたことにして、開け閉めの所作は省略することが多いのですが、今回、業躰先生は折角だからちゃんとやりましょうとおっしゃいました。
皆さんは襖の開け閉め、エアーで出来ますか?
茶道口から席に入ってみるつもりで襖を開けてみましょう。
①襖の正面に座り、両手を畳につきます。(普通の点前では両手は膝に置いてよい)
②「引き手」に近い方の手を「引き手」(襖のとって)にかけ、手が入る程度に開けます。使わない手は畳についたまま。まず、襖を開けるための手がかりを作る。
③その引き手に近い方の手を下から24センチメートルくらいのところにかけ、自分の体の中央まで押し開けます。
④手をかえて自分の真ん中まで開いている襖を最後まで押し開けます。
⑤最後に両手をついて席中に目をやり、礼をし、席に入ります。
茶道口を入りました。
襖を席中から閉めてみましょう。
①開ける時と反対に、襖に近い方の手で、下から24センチメートルくらいのところを持ち、自分の体の中央まで引き出します。
②手を持ち替えて、少しの手がかりを残して、残りを閉めます。
③最後は「引き手」(とって)に手をかけて閉め切ります。
襖の開け閉めの方法は流派によって違うようですが、やっていないと手が自然に動きません。普段のお稽古でも省略せずエアーでいいので、実際に手を動かして開閉することが大切だと改めて感じたことでした。
有り難いことに、以前の先生からも、現在の先生からも、「省略するといざという時にできないから、お稽古であってもどんなこともいい加減にせず、きちんとやるように」と一つずつを丁寧にご指導頂いてきました。そのおかげで、今回エアーでの襖の開け閉めも客席ですんなり手が動きました。
襖の開け閉めや畳の歩き方、礼の仕方など、茶道の習い始めに学んだことですが、長く続けるうちに当たり前のようになり疎かにしてしまっていることも多くあります。
初心を忘れぬように、一つ一つを丁寧に行うこと、と年の初めに改めて誓いました。
そして、研究会の舞台上にセットされた和室では、当然のことながら襖はありません。
いつも研究会では、襖を開けたことにして、開け閉めの所作は省略することが多いのですが、今回、業躰先生は折角だからちゃんとやりましょうとおっしゃいました。
皆さんは襖の開け閉め、エアーで出来ますか?
茶道口から席に入ってみるつもりで襖を開けてみましょう。
①襖の正面に座り、両手を畳につきます。(普通の点前では両手は膝に置いてよい)
②「引き手」に近い方の手を「引き手」(襖のとって)にかけ、手が入る程度に開けます。使わない手は畳についたまま。まず、襖を開けるための手がかりを作る。
③その引き手に近い方の手を下から24センチメートルくらいのところにかけ、自分の体の中央まで押し開けます。
④手をかえて自分の真ん中まで開いている襖を最後まで押し開けます。
⑤最後に両手をついて席中に目をやり、礼をし、席に入ります。
茶道口を入りました。
襖を席中から閉めてみましょう。
①開ける時と反対に、襖に近い方の手で、下から24センチメートルくらいのところを持ち、自分の体の中央まで引き出します。
②手を持ち替えて、少しの手がかりを残して、残りを閉めます。
③最後は「引き手」(とって)に手をかけて閉め切ります。
襖の開け閉めの方法は流派によって違うようですが、やっていないと手が自然に動きません。普段のお稽古でも省略せずエアーでいいので、実際に手を動かして開閉することが大切だと改めて感じたことでした。
有り難いことに、以前の先生からも、現在の先生からも、「省略するといざという時にできないから、お稽古であってもどんなこともいい加減にせず、きちんとやるように」と一つずつを丁寧にご指導頂いてきました。そのおかげで、今回エアーでの襖の開け閉めも客席ですんなり手が動きました。
襖の開け閉めや畳の歩き方、礼の仕方など、茶道の習い始めに学んだことですが、長く続けるうちに当たり前のようになり疎かにしてしまっていることも多くあります。
初心を忘れぬように、一つ一つを丁寧に行うこと、と年の初めに改めて誓いました。
表千家とは少し違いますね
私は(個人的かもしれませんが)親指の先を上げない
礼をするときはあまり頭だけを下げない
着物の衿から奥の方まで見えてしまうので、注意しています
席からですと開ける所作が見えないので、歩き方も含め後ろから横へとついて歩く迷惑さ・・・笑
あとは水屋の準備と片付けの手抜きは許さない
心は準備から・・・客から見えないところこそ作るんだと、社中でも私の顔を見ると若い娘はかなり緊張するらしい
でもなぜかみな私の前でお点前をしたがる
最初から最後まで指先一本まで注意されてるんですけどねぇ~?
おかげで喉はカラカラです!
あっ・・・もちろんほめることもありますよ~!
流派によって襖の開け閉めも違いますね。どんな方法であってもきれいに襖を開けられる日本人でありたいものです。
>礼をするときはあまり頭だけを下げすぎない
まさに。礼は腰から折るようにしてするもので、頭や首を折り曲げるとすごいおかしいですよね。
正座をする機会のない子供たちはきれいな礼というものができるのだろうか、少し心配です。
しっかりお客様から見えないところまでご指導下さる春旦先生は大人気ですね。しっかり見て下さって有り難いと皆さん感謝されているのでしょう。
私も人から見えないところこそしっかりできるよう心してお稽古したいと思います。