地図記号って、たしか小学4年生の時に習いましたね。
♨ 温泉 とか 寺院 とか 畑 とか、ありました、ありました。
私も遠い昔の記憶を辿って、ウン十年ぶりに娘と一緒に勉強しました。
すると、私の時代にはなかったマークも生まれていて、びっくり。
例えば、老人ホーム、風力発電。
確かに私が子供の頃には老人ホームって、聞かない言葉でした。お年寄りは大体おうちにいて、
私も友達のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊んでもらった記憶が沢山ある。
発電は火力発電が普通で、風力発電とか太陽光発電なんて、大人になってから認知した気がする。
意外にも図書館や博物館も平成になってから生まれた記号だそう。
最新の記号は令和元年に生まれた「自然災害伝承碑」。
なんだか複雑な気分です。
以前から災害はあったのでしょうが、近年大災害が多いのでそれを後世に知らせ、しっかり普段から防災意識をもつようにとの願いをこめたのでしょうか。
そんな時、
地図記号は世界中に存在します
という雑誌の記事を目にして、はっとしました。
自分の国の地図記号しか覚えなかったし、考えたことがなかった自分に、50になって気づかされるとは!
何歳になっても人間知らないことは沢山あるなあ、疑問を持つって大事だなあと思った瞬間でした。
例えば、日本で「ぶどう」は「果樹園」としてひとくくりにされますが、ワイン大国イタリアでは「ぶどう畑」で別途記号化されているそう。
「オリーブ」、「アーモンド」も植生記号に。
また、イギリスの地図を見ると、「ピクニック広場」や「ビューポイント」、「キャンプ場」の場所が明示してある。
逆に、日本の地図にはある「税務署」、「裁判所」などは記号化されていない。
地図記号にもお国柄が見えるようで、色々調べてみたら楽しそうです。
今更ながら、社会科ってなかなか楽しい。
まだまだ知らないことがいっぱいだ。
おうち時間も多いし、ゆっくり子供のもっている資料集の世界地図でもめくってみようという気になっています。
<ご参考>
国土交通省 国土地理院 地図記号一覧
https://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h14kigou-itiran.htm
コメントありがとうございました。
老人ホームの記号、なるほどなと思いますよね。
知らなくても、想像がつきそうな。
地図記号も時代により変化する、
何事も時々刻々進化しているんですね。。。
老人ホームの記号を見てみました。
家の中に杖・・ナルホド。