
ドラゴンクエストをモチーフにした漫画「ダイの大冒険」に登場する、
有名なセリフに、
「今のはメラゾーマではない…メラだ」
っていうのがありますね。
大魔王バーンの強大な魔力を持ってすれば、
メラ程度の呪文でも、凄まじい威力を発揮すると言うことを示して見せたこの言葉、
多くの読者の印象に残ったことかと思います。
しかしこの言葉…
「FF」ならともかく、「ドラゴンクエスト」シリーズにおいては、
なかなかピンとこない言葉だ、と思われたことはないですか?
なぜなら、ドラクエは、
魔法ごとにダメージの範囲が決まっているから…!
おかしいよ、この言葉!
なんて思ったら大間違いなんですよ…!
「ドラゴンクエスト」シリーズにおいて、
皆勤賞となっている呪文の一つに、
「ギラ」
がありますね。
この呪文は、「敵1グループにダメージを与える呪文」として有名です。
しかしながら、前述のドラクエの流儀に反し、
その効果を発揮していないギラを唱えるキャラクターが、
約1名…そう!

サマルトリアの王子っ…!
彼のギラだけ「敵1体」…明らかに弱くなってるっ…!
大魔王バーンの言葉、
「その逆もまた真」であることを証明して見せた、
サマルトリアの王子。
ドラクエにも、魔力の弱さ…本人のへなちょこさゆえに、
本来の呪文の威力を引き出せないキャラクターと言うのは、
確かに存在したのだッ…!
そんなわけで、再認識。
サマルトリアはへたれ、ってことで…!
え?
ドラクエ1の勇者の「ギラ」も、
敵1体にしか効果がないって?
ハハッ、やだなあ、
ドラクエ1の勇者は、たまたま敵が一人だっただけで、
きっと、1グループに対して効果がある呪文だったんですよ!
以上です。
ギラはアレだけど、サマルトリアの王子のベギラマは敵1グループではなく、敵全員に効くから少しパワーアップしているぞ。
あと、彼はレベルが低いうちはへたれかもしれないけど、レベルが40ぐらいになると攻撃力も高くなるし、魔法もつかえるから、かなり使える奴になるよ。大器晩成なんだよ彼は
サマルトリアかわいそす(ノД`)
たしかに、敵全体にかかってますね!
ダメージ面はバギ並みなのがアレですが…
(SFC版では強化されてるみたいですね)。
とは言え、全体にかかる呪文は色々な意味で便利なので
威力はさておき、実用性は高かったなあ、とDQ2ピュアプレイ日記時代が懐かしんで回想中です。
サマルトリアの40レベルは、知りませんでした。
そこまで上げたこと無かったですね…なるほど。
つまりサマルトリアは、やれば出来る子、というわけですね!
てつしさん>
原石が原石のままのプレイヤーがさぞかし多かったことでしょう。
まあ、そうは言うものの、
ドラクエ3(FC)で言うところの武道家の装備のように、
サの最高攻撃力武器が「てつのやり」なんていう扱いは、
(たぶん)装備を作るのを忘れ去られていたからなのではないかと。
それに起因して低レベルでの貧弱さが露呈したのでは。と推測。
どっちにしろカワイソス(ノД`)