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防災の日、「天災は忘れた頃にやってくる」

2023-09-02 08:09:17 | 今年のニュース

昨日は防災の日

関東大震災、日本の歴史上最も多くの犠牲者をだした自然災害

1923年(大正12年)9月1日に起きたことで、この日を防災の日としている。

死者・行方不明者の合計は約10万5千人にのぼると言われていて、

マグニチュード7.9の地震が震源地はいろんな説があるようですが、

相模湾付近で発生したようです。東京で震度6との話があります。

 

「天災は忘れた頃にやってくる」とは有名な寺田寅彦(物理学者、随筆家)

の言葉。その寺田はこの大地震に上野の喫茶店で遭遇しており、詳細に

その時の状況を描写しています。

寺田寅彦、「震災日記」から

「・・・椅子に腰かけている両足の蹠を下から木槌で急速に乱打する
ように感じた。多分その前に来たはずの弱い初期微動を気が付かずに
直ちに主要動を感じたのだろうという気がして、
それにしても妙に短週期の振動だと思っているうちに
いよいよ本当の主要動が急激に襲って来た。
同時に、これは自分の全く経験のない異常の大地震であると知った。
その瞬間に子供の時から何度となく母上に聞かされていた
土佐の安政地震の話がありあり想い出され、丁度船に乗ったように、
ゆたりゆたり揺れるという形容が適切である事を感じた。
仰向いて会場の建築の揺れ工合を注意して見ると四、五秒ほどと
思われる長い週期でみし/\みし/\と音を立てながら緩やかに
揺れていた。
それを見たときこれならこの建物は大丈夫だということが
直感されたので恐ろしいという感じはすぐになくなってしまった。
そうして、この珍しい強震の振動の経過を出来るだけ精しく
観察しようと思って骨を折っていた。
主要動が始まってびっくりしてから数秒後に一時振動が衰え、
この分では大した事もないと思う頃にもう一度急激な、
最初にも増した烈しい波が来て、二度目にびっくりさせられたが、
それからは次第に減衰して長週期の波ばかりになった。」

防災の日の特集報道で当時の様子が伝えられたいるが、

津波もあったし、火事もあったし、大変な状況だったようです。

 

私は伊勢湾台風、阪神淡路大震災、東日本大震災が強烈な印象と

して残ってますが、次にまた何が起こるのか、気を引き締めて

いかないといけませんが、そんな気持ちでも「忘れたころに」

やってくるわけで毎年防災の日には思い出すいい機会にして

いかないといけないですね。


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