環太平洋経済連携協定(TPP)交渉がまとまりました。
参加国は12カ国、人口約8億人、世界の国内総生産(GDP)の4割
近くを占める最大の自由貿易圏が誕生することになります。
環太平洋で経済を中心に自由な交流が進むということは非常に
いいことだし、日本をはじめ参加国の経済活性化につながる
と思います。
今回ばかりは日本政府はよく頑張りました。甘利経財相がリーダーシップを
発揮したようにみえます。
いきさつが書かれたこの日経記事は面白いですよ(有料ですけど)
この記事の中では
10月3日午前 米国が唐突に日程をさらに1日延ばす案を打診した。
甘利氏には米国がずるずると協議を引き延ばしていると映った。
「俺は怒っているんだ」
温厚な甘利氏はフロマン氏との会談で怒りをぶちまけ、
同席した米国の交渉官を「おまえは業界の代弁者か」となじった。
途中各国に「ゲームはやめて誠実に交渉してほしい」と呼びかけた。
大筋合意したのは翌朝。
「やったぞ。日本が入らなければまとまらなかった」。
記者会見を終えた甘利氏はガッツポーズをしてみせた。
こんなことが途中であったそうです、最終場面での甘利さんの記者会見も
結構全面に出て、まとめようとしているという感じがありありとうかがえましたものね。
これで、韓国、中国はこの大きな環太平洋経済圏に対して、今後どう
対応をするのか、検討する必要が出てくると思います。
日本政治は政治としての役割果たしてくれましたね!
経済でしっかりと連携することが国防にも効いてきますし、協定締結国の
いい関係をつくることができます。
ノーベル賞とTPP二つ同時に日本のステータスがあがりましたね。
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