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大学時代:グリー3年目 定期演奏会③

2007年01月17日 | 音楽のルーツ
第2ステージは「人間の歌」。
あのK君の指揮です。彼はこの年副指揮者になっていました。
この組曲も多田武彦の作品で、詩は堀口大学これがまた叙情的でいい!
1曲目は「縫ひつける」星とヒトデを縫ひつける。海と母とを縫いつける。。。
3曲目は「浜の足跡」貝殻は海の落としご 歌声が海に似ている。。。

この「浜の足跡」は、あのはじめてのカルテット大会で苦い思いをした曲でしたが、そのときと比べたら多少は歌いこなせるようになっていました。

第3ステージはコンクールで歌ったケルビーニのレクイエム。
コンクールでの鬱憤を晴らすかのようにみんな、力の入った演奏でした。
確か打ち上げで指揮をしてくれたO先生が「今日の演奏で出たかったね(笑)」と本音を漏らしていたような気がします。

第4ステージは「カムイの森で」
アイヌのウポポにも通じる森に住む動物の鳴き声などの擬音の多い壮大な男声合唱でウポポより楽しい感じですが、この曲も難しかった。
しかし、正指揮者の選曲のセンスのよさが表れたステージでした。

最後のアンコールは正指揮者のソロをフューチャーした「誰かが誰かを愛してる」
毎年のことながらアンコールは歌いながらグッとこみ上げてくるものがあります。
去年は「愛の唄」で指揮者が涙でソロを歌えなくなるという事態が発生。
ただこれは声がでないのを泣いてごまかしたという噂も・・・

感動とは裏腹にすでに演奏は終わっていることもあり、安心して声が出るわ出るわ。
定演も3年目にして、ようやく満足に歌いきることができました。