大学4年目の9月ごろだったと思います。
私はこの大学の4年間、グリー活動のほかに自分でも曲を作り親しい友人には聴かせていました。
グリーの同期のK君とH君が住んでいた
Iアパートには、T女子大の合唱団のKさんも住んでいて、その近くに住んでいる彼女の友達Mちゃんは良くこのアパートに遊びに来ていました。同じ合唱団同士ということもあり、K,H君とK、Mちゃん達はいつの間にか知り合いに。
そのうち、よく遊びに行く我々とも仲良くなり、いつしか私のテープも聴いてもらうことに。
それがよかったのか、彼女たちの学際で喫茶店をやるのでそこで歌って欲しいといわれたのです。
女子大の学際からオファー!!!
内心はすごく嬉しかったのですが、前の苦い経験もあるので最初は断りました。しかし、かわいい女の子2人からどうしてもと言われると断りきれません。ついに学際で歌うことを了解してしまいました。
その頃私には彼女がいて、この学際の話をすると、彼女がものすごく心配してくれたのを覚えています。
当日、学際に行きT女子大名物のソフトクリームをご馳走になり、KさんとMちゃんの喫茶店へ!
ステージとなる教壇の上には椅子と譜面台が置いてありました。
しかし、あれ、マイクが無い!?私はすぐに
「マイクは?」
と聞くと無いと・・・「ないの、マイクなきゃダメ?」とMちゃん独特の甘えっこの目
で言われ「あ、いや、なくても大丈夫」。。。
とはいったものの、ちょっと不安が・・・
そして、間もなくその不安は現実となってしまったのです。