安倍政権は韓国に対して今回、(1)長嶺・駐韓日本大使と森本康敬・在釜山日本総領事を一時帰国させる(2)日韓スワップ協定再開の協議を中断する(3)在釜山日本総領事館が参加する交流事業の参加を見合わせる(4)日韓ハイレベル経済協議を中断する-との4項目の制裁行動を発表しました。これは、かつてないほど厳しい異常な外交対応です。
安倍首相は、自ら招いた政治的な失政と国内のウルトラ保守層の批判を . . . 本文を読む
稲田防衛大臣は「一国民として参拝した」と言いつつ、「防衛大臣 稲田朋美」と記帳したことを報道陣に明かしました。
極右思想の持ち主とも言われる稲田防衛大臣が12月29日、靖国神社に参拝しました。毎年、のように終戦記念日に参拝してきた稲田防衛大臣は2016年8月は、防衛大臣に就任した直後で、ジブチでの自衛隊活動視察のために靖国参拝は、安倍首相同様に自重をしていました。
しかし、そ . . . 本文を読む
今回の日本とロシアの首脳会談について、12月16日付のロシア経済紙「ベドモスチ」は、1面トップで「両国は共同経済活動の協議の道を歩み始める」と伝えました。「日本は待つことで合意した」「紛争を解決することにはならない」という識者の見解も交え、合意は領土問題の棚上げに他ならないとの分析をし、パノフ元駐日大使の「(領土問題の解決のない日露共同経済活動について)は、ロシアの北方領土の主権 . . . 本文を読む
トランプ次期政権ではTPPに代えより厳しいFTA(2国間協定)が予想される中、オバマ政権で日本の譲歩を迫られたTPP交渉内容を公開もせず批准を強行採決しただけでなく、年金カット法案も強行採決した安倍首相ですが、トランプ次期政権を前にしてカジノ法案も12月2日衆議院委員会で強行採決しました。(国民の生活のことをは、考えない一方で、安倍政権自民党には、国民の血税から年間170億円以上の政党交付金が . . . 本文を読む
11月17日に安倍夫人も引き連れペルーでのアジア太平洋経済協力会議首脳会議に出席するためアルゼンチン訪問に出発した安倍首相ですが、途上でアメリカドナルド・トランプ次期米大統領をニューヨークの自宅に訪ね、現職首相と次期大統領予定者との会談という歴史的にも異例の外交を実施しました。その結果なのかは分りませんが、ペルーでのオバマ現大統領との会談は見送られた様子です。
これを日本のマス . . . 本文を読む
安倍首相は、インドのモディ首相と11月11日の首脳会談で、日本の新幹線技術の導入が決まっているインド西部の高速鉄道計画について2023年の開業を目指し建設を進めることなどで合意しただけでなく、インドとの間で原子力協定の署名を実施しました。いわば、安倍首相は、新幹線と原発をセットで売り込んでいたのです。
(近年、日本を出し抜いて中国がインドネシアの新幹線の入札を勝ち取り、インドの首 . . . 本文を読む
TPP特別委員会の後に予定していた日本の衆院本会議は、民進党が欠席する意向を示したため、11月4日開会はとりあえず見送られたそうです。背景には、TPP特別委員会の強行採決の混乱がありました。
民進党の蓮舫代表は10月20日に山本農林水産相がTPP承認案を強行採決する可能性に言及して批判されて撤回して陳謝した対応を痛烈に批判していました。
主要野党4党が強行採決をめぐる発言を . . . 本文を読む
10月25日、安倍首相は第29回東京国際映画祭オープニングセレモニーにも出席しました。「棋士・羽生善治を追い詰めた病と闘いながら29才で亡くなった伝説の棋士・村山聖の実話の物語『聖の青春』を演じた松山ケンイチ氏と東出昌大氏が舞台上でメリル・ストリープさんらと写真撮影に応じた後に会話を交わしている最中でした。
突然舞台上に登場した安部首相でしたが、『聖の青春』の内容や出演者の紹 . . . 本文を読む
今年的中秋,你在哪里看満月
9月5日世界先進20カ国・地域(G20)首脳会議が閉幕した中国・杭州で、2015年4月以来実施されていなかった日中首脳会談が実施されました。しかし、両首脳の会談は、G20閉幕後の夜に実施され、儀礼的なものになった様子です。背景には、先月も日本の海上保安庁と中国公船のせめぎ合いが続く尖閣諸島海域の覇権問題や南シナ海の覇権問題がありました。アメリカ、ロシヤ、イギリス、ドイ . . . 本文を読む
斬新と評価される一方で、「一国の総理大臣のやることか?」「国辱ものだ」「非難と嘲笑が巻き起こっている。(日刊ゲンダイ)」という意見や「スポーツは政治から独立したもので、主役は選手。政治家はあくまで応援する存在であり、首相は出てくるべきではなかった。(スポーツ評論家・玉木正之さん)」と言う意見もありました。やはり、お金(税金)と芸能人を派手に使った演出で、あらゆるものを無節操に政治 . . . 本文を読む
(天皇陛下(明仁親王)の生前退位の「お言葉」のビデオメッセイジ放送は、東北震災時に国民および被災者に対するビデオメッセイジ以来でした。そもそも、天皇陛下が国民に対して直接放送を行うのは異例なことで、昭和天皇においては、終戦時のNHKの玉音放送だけでした。P)
NHKは参院選前の時期に、この報道を出そうとしたところ、安倍首相官邸からストップがかかって、一旦、報道を断念し . . . 本文を読む
参院選の結果を踏まえ、日本で発行部数1位の読売新聞は、選挙後の内閣支持率は53%と、参院選直前の46%より上昇したことを報道、自民党、公明党、おおさか維新の会など憲法改正に前向きな勢力が、参院でも改正発議に必要な3分の2を超えたことについては「よかった」が48%、「よくなかった」が41%。今後、国会で憲法改正に向けた議論が活発に行われることを「期待する」と答えた人は70%に上り、「期待しな . . . 本文を読む
安倍首相は、公務のため6月20日の北海道遊説等を取りやめたそうです。やはりもう、参院選で頭が一杯なのでしょうか?
かつて、第2次安倍内閣は、結局アベノミクスが掲げた「デフレ脱却」も失敗に終わり、GDP予測も最悪となり、国会運営でも、集団的自衛権の違憲立法で大混乱と民衆に戦争の影も落としましたが、一方で芸能やマスコミをフル活動した人気取り政策や政権受皿不在との世論構成にも成功し(報道コントロ . . . 本文を読む
ケリー外相を含む主要7カ国(G7)外相会談(広島)
現職のアメリカ大統領として初めて、アメリカが実施した原爆のホロコーストの地をオバマ大統領が訪問する運びになったことは、日本にとっても、被爆地にとっても大きな希望の前進であると日本では概ね評価されています。これまで、国連の常任理事国でもあり、第二次世界大戦の戦勝国で核保有大国でもある5大国(米露英仏中)の元首で、被爆地を訪問した . . . 本文を読む
熊本地震被害ですっかり靖国参拝批判も霞んだ日本報道ですが、安倍首相は、4月21日から始まった靖国神社の春の例大祭にあわせて、また今年も真榊を奉納しました。一方で、安倍首相は中国や韓国との外交関係に対する配慮から靖国神社への参拝は行わないとの報道が日本では一般的ですが、明らかにためにする報道でした。安倍首相は、2013年12月には、外交関係に対する配慮など一切を無視して、第一時安倍 . . . 本文を読む