こうふコンシェルジュでございます。

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3月11日。その時を迎える。

2016年03月11日 | 甲府・住まう
5年前のあの日、皆さんは何をされていましたか?
そしてその後、何を考えましたか?



東北の地震、津波、原発事故、地震に伴う火災、首都圏のパニックの様子、関東各地の液状化現象・・・

日に日に明らかになる被害の様子と絶望と希望が入り混じるニュースを見ながら、もしかしたら、これが「この世の終り」の始まりなのか・・・私はそう思いました。

そして5年後の今、もう一度振り返って改めて感じることがあります。


自身の安全は自分で守り、いざという時の備えと心がけをいつでも忘れないということも大切なことですが、住む場所の地形をしること、住む場所が山だったのか、川だったのか土地の記憶を理解しておくことと地域の人たち、顔の見える地元の人たちのつながりが、どれほど重要になるのかということです。


この5年間に震災を振り返ったテレビ特集を何度も観ました。

お年寄り、子ども、障害のある方、病気の方、地域にどんな人が居るのか、それを日頃から把握していたことが迅速な救出につながったこと。

リーダーがいて、実働部隊が居て、ケアをする人がいる。そうした役割分担が自然に形成され、食べ物の確保、燃料の確保等、避難所ごとに自治の和が広がっていたこと。自衛隊や国や他地域の消防が到着するまでの間の地区の消防団の存在が重要だったこと。

日頃から、顔が見える隣近所のお付き合いをして、色々な担いをおっていたからこそできた和が命に直結しているといった趣旨のものが多かったように思います。



甲府に住もうと思っていらっしゃる方、既に甲府に住んでいる方にも目を通していただきたいWEBページがあります

甲府市防災情報WEB http://kofu.gisweb.jp/です。


自分のお住まいのところ、今から住もうと思っているところが地震でどの程度揺れるのか、洪水があったらどれくらいの浸水をするのかが地図で分かるハザードマップや、自治会ごとの防災マニュアルなどが出ています。

地域ごとに色分けされていて、大変見やすく住所からも検索することができます。


自治会ごとの防災活動も出ています。


例えば私が住む春日地区春日地区の中のもっと小さな単位である橘町自治会を選択すると、自治会の防災倉庫、消火栓、防火水槽の設置場所、避難所や避難経路等が載っています。

こうしたものをいざということがあった後に知るより、事前から認識することが大切だと思います。


防災情報はWEBだけでなく、冊子にもなっています


「わか家の防災マニュアル」「甲府市洪水ハザードマップ」です





ここにもWEB同様にいざという時に備えるために役立つ内容が載っています。

東北の地方で起こったことが、もし、自分の住むまちだったらどうなるのか。それをいつも頭に描きます。

どこに避難して、誰に気をかけ、どうやってみんなの命を持ちこたえさせるのか。そんなことを近所の人たちと話して、いつくるか分からないその日に備えなくてはと改めて感じています。


このブログを読んでいらっしゃる方、今日は今一度、ご自身が住んでいらっしゃる地域のことを考える日にしていただきたいなと思っています。








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