高田博厚の思想と芸術

芸術家の示してくれる哲学について書きます。

詩と芸術 高田思想とノヴァーリスの「青い花」

2023-01-23 03:14:05 | 高田博厚の芸術哲学

詩と芸術 高田思想とノヴァーリスの「青い花」

2023年01月23日(月) 03時03分03秒

 
芸術には詩心がなければならず、詩は芸術から限界づけるものを学ばねばならない、という、高田思想を、ノヴァーリスの「青い花」にそのまま読むとは思わなかった。普遍的な思想なのだ。詩はこのようにして根源がメタフィジックなものであり、メタフィジックな技として完成する。
 
 
 
「青い花」第八章(148-152頁)
 
 
 
 
人間は根源的に詩人であるのなら、人間は自覚的(意識的)には「詩者」であるよう努めるべきだ。ぼくはこの言葉をはじめてつくった。
「哲学者」が自らかんがえ、哲学を勉強するように、「詩者」は詩を勉強する。
 
 

 
詩という言葉・理念そのものが 僕を立ち直らせた。 
 
 詩人でも詩学者でもなく 詩者となる。
 
 哲人でも哲学学者でもなく 哲学者であるように。
 
 
 
 
 


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