こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)、ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーションについて、ブログに綴っています。
出張の合間にオンラインでワークショップを行い、なかなか時間的にハードな日々でした。
ご参加頂いた皆様、お問い合わせ頂いた皆様、ありがとうございました✨
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忙しくしている時には疲れを感じにくいのですが、一区切りついてホッとした時にドーっと「疲れ」を感じる事もありますね。
夢中になっているときはアドレナリンが出ていて、活力がみなぎっています。
楽しさや高揚感も感じるかもしれません。
ストレス、と言うと「良くないもの」というイメージを抱く方は多いと思います。
企業でも社員に対して”ストレスチェック”を実施することが義務となっていて、ストレス数値が高い人は、産業医との面談をしなくてはいけません。
そのように、ストレスは要注意!とイメージされます。
ストレス=良くないもの
しかし、実際はそう単純なものではありません。
ストレスな局面に接した時
1、「頑張ろう!」という挑戦する意欲が湧き上がること。
→アドレナリンの分泌
2、大変な状況を「誰かと分かち合いたい」と、人との繋がりを求めること。
→オキシトシン(幸せホルモン)の分泌
このような良い反応が生じる場合もあります。
忙しすぎて、一息つく暇もないとか、食事もまともに取れないことが続くとなれば、病気になってしまいます。それは肉体的にマイナスです。
頑張っても頑張っても収入に結びつかない。むしろお金が出ていくばかりで苦しい。これは経済的にマイナス。
また、それによって借金が増える、借金が返せない、公共料金の支払いもままならないとなったら、社会的にマイナス。
このような健康や暮らしにダメージを与えるものは悪いストレスですね。
酷いイジメやパワハラを受けるような環境は回避しなければなりません。
ストレスを感じたときに、肉体・経済・社会に実際のマイナスが無いかを確かめてみましょう。
いつ終わるかわからない、終わりが見えないというのもダメージが大きくなりますので、要注意です。
一人で抱え込まず、誰かに助けを求めることを諦めないでいただきたいです。
(子育て、介護などでは、私がやらなきゃ!と責任感が強い頑張り屋さんがとても多いと伺います)
誰かに話すことでもストレスを発散できますね。(誰かにわかってほしい、人と繋がりたいというオキシトシンの分泌)
ブログに介護の毎日を綴られている方も多いですね。誰かに読んでもらい、そして共感のコメントをもらったりするだけでストレスが軽くなりますよね。
ブログや匿名のSNSは時として諸刃の剣となることもあります。イイネなどの反応の数にこだわらず、悪意のあるコメントは削除してしまうなどして、引きずらないようにしたいものです。
しかし、なんと言っても顔を合わせて「話を聞いてもらえる」存在がありがたいです。
話をしながら自分の気持ちを再確認したり、頭の中を整理したりしてストレスを軽くすることもできます。
じっくりと話を聞いてくれる存在を見つけたいものです。
反対に、誰かの話を聞いてあげる時には
自分の意見や感想を言うことは避けましょう。
あなたのそういうところは良くない、などと指摘することも。良かれと思ったアドバイスでも、辛いときには受け入れられません。
「大変でしたね」
「辛かったのね」
と共感や労いの言葉をかけてあげましょう。
私達の生活にはストレスはつきもの。
ストレスを無くすことは出来ません。
もしかしたら、自分を育ててくれる肥料となっているかもしれません。また、人との協力で乗り越えることで、信頼できる仲間を作れる素材になるかもしれません。
そのストレスが、”どのような”ストレスなのかを見極める力や、ストレスに向き合っていく力を養えるマインドフルネスの集中トレーニングがMBSRです。
8週間のプログラムは以下からお申し込みいただけます。
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