もうすぐ川崎市農業委員会の選挙がある。
私は選挙権を有しないし、145万人を超える川崎市民のうち、選挙権があるのは3,100人ちょっと。
470人に1人くらいしか選挙権を持たない選挙なのだ。
3,100人くらいから20人の被選挙人を選ぶという。
なんだか狭い社会で狭い問題だけを狭い考えで選んでいるように思うのは私だけだろうか?
農地にはたくさんの利権がある。何よりも農地は税制上お得なのだ。
だから農地をろくに手入れをしていないなまぐさ農家であっても、農地のままにしておけば、税制上のお得の上にあぐらをかいておける。
三大都市圏は生産緑地法があるので、都市部であればあるほど農地のお得感が強い。
そうすると農業委員会がどれほど有効に活動しているかが問題になってくる。
なにせ農地の転用を認めるかいなかは、農業委員会にかかっているのだから。
農業委員会がちゃんと仕事をしている感覚って、私には見受けられないんだよなぁ。