もう花が終わった木もありますが、これから咲く木もあります。
よく福寿草や蕗の薹が春の訪れを知らせる花と言われますが、私にとってはサンシュユとマグノリア類です。
その花に加えて、近年はトップ写真の陽光桜(ようこうさくら)が加わりました。
早咲きの桜はたくさんありますが、陽光桜は私にとって別格です。
4年前の3月、山口県岩国市の吉香公園を訪れた時、満開だったのが陽光桜。
2回目の足の手術後、初めて杖無しで鉄道旅行しました。
途中で足の痛みが出ましたが、旅行での感激とともに杖無しで旅行できたことにとても満足しました。
私にとって陽光桜は、杖とのお別れ、自分の足で歩けると自信を持てた象徴になっています。
トップ写真のとおり、ご近所の陽光桜はまだ咲き始めでした。
この2日間、温かい陽射しでしたからもう少し咲いているかと思いましたが、まだまだ一分咲きくらい。
この木はたぶん10年くらい前からここにある木なのですが、存在を知ったのは吉香公園を訪れた以降です。
ついでに近くの花を見て回りました。
椿。
品種はよく分かりません。
でも私にとって、椿と言えば、この真っ赤な色合いの一重のもの。
ユキヤナギ。
これはかなり枝が短いタイプですが、私はもっと長い枝に咲くタイプが好きです。
ついでにミニばら園にも立ち寄りました。
剪定時期は過ぎて、新芽が出ていました。
1番手前の赤みがある新芽は、故鈴木省三氏作出の「聖火」。
1964年の東京オリンピックにちなんで作出しました。
私が毎年楽しみにしている高校野球が中止になって、今年の東京オリンピックの開催もちょっと微妙。
たぶん今年のオリンピックにちなんだ植物もたくさん作出されていることでしょう。
気持ちがしぼむような新型コロナウイルスのニュースが多いのですが、花を見ることで少しは気持ちが晴れるといいな。