先日、購入した固形燃料をとりあえず平地で使ってみよう…と、ベランダで固形燃料を使ってみた。
わが家のベランダは、共用部分なので万が一を考慮して、大きめの素焼きの鉢に土を入れて、じょうろで土をぬらしてから固形燃料を倒れないようにセット。
この固形燃料は、車のワックスが入っているくらいの金属製容器入り。
宴会用の固形燃料よりも遙かに大きい。
その固形燃料にチャッカマンで着火。
ところが、日差しが強くて着火状況が全く目視で分からない。
手をかざしてみたら熱を感じたのと、影の揺らぎで確認。
そこへアウトドア用アルミ鍋に水300gを入れて沸騰させる。
今回はどのくらいで沸騰するのかを調べるので、mlではなく、gで計ってみた。
体積だと気温や気圧の影響が大きくなるので、重量の方が影響が少ないと判断したためだ。
ジェットボイルだと、あっという間にお湯が沸騰すると聞いたことがあるけれど、私の場合、そこまでのスピードを求めていない。
どちらかというとまずお湯さえ沸かす準備をして、その間に調理の準備をすればいいと思っている。
だってそんなに本格的な登山をしようだなんて思っていないから。
さて、お湯はちょうど5分で沸騰した。
今回は日清麺職人(カップ麺)を用意した。本来この製品には410mlのお湯が必要らしいが、少ないお湯で食べて見ようというのもある。
で、沸かした湯を入れて、待つこと4分。
やはりお湯が少ないせいか、普通に食べるよりは麺がちょっと固い。
そして、なによりも塩っぱい。
お湯が少ないので、スープの素も少し少なめにするべきだった。
山では、スープを残せない(山に残ったスープを捨てると、山の植物が枯れてしまうので厳禁)ので、スープ自体も少なめにすることを初めて体感した。
これは標高2,500m以上の山で使う予定のギアだから、お湯が沸騰したとしても、摂氏100度には届かないはずだ。
水を沸かすよりも、塩分を含むスープを沸かすなら、少し沸騰温度が高くなるとは思うのだけれど…。
そして何よりも…
私、カップ麺があまり好きではなかったんだっけ。
山に行って、ラーメン食べて力が出るかな??と思ってしまう。
フリーズドライのごはん(尾西のごはんとか)の方がいいかもしれないな…と思ってしまった。
これから先、もっと工夫してみたい。