makoto's daily handmades

痩せたこと その3

(つづき)

2023年1月には3枚目の折れ線グラフが必要になりました。

3枚目は52キロ〜下限47キロの目盛りです。

さすがに47キロはあり得ないと思っていました。

人生で一番痩せていたのは、24歳頃で46.5キロでした。

そう一番太っていた時からちょうど20キロ少なかったのです。

ただ、その頃のことを思い出しても体力が無くてちょっと青白い感じというか自分でも病的に痩せていると感じていました。

だからこれ以上減っても50キロ前後で落ち着くだろうし、なんならこの3枚目は破棄されるくらいすぐに2枚目に戻るンじゃあないか、とさえ思っていました。

事実、前年同様2023年5月までは3枚目と2枚目の用紙を折れ線グラフが行ったり来たりしていました。

51〜52キロ台を5か月くらいそんな状態でしたから、これは50キロを割ること無くBMI値22くらいに回帰していくものなのだろう、と思っていました。

健康維持の方法の1つに20歳の時の体重+5キロまでは許容範囲という説を聞いたことがありました。

私は20歳の頃は54キロでしたから、BMI値22に近いし、52〜54キロを自分の健康維持の基準にしようと思っていました。

ところが6月。

夏に向かって腹巻きをしなくなりました。

すると夜中にまたお腹グルグルが再発してきました。

暑いのを我慢してまで腹巻きをする気にはなれず、仕方なく夕食の量を減らして、その分を朝と昼の食事を増やすことにしました。

2023年の夏も実家の農作業の手伝いが増えまして、気がつけば50キロを切って、BMI値20に満たない日が増えてきてしまいました。

この頃、親戚の人から「病気?」とか「もっと食べなさい」と言われることが増えてきました。

コロナ禍前に会っていた友達に再会したら、その方達にも「どうしたの?」と言われるようになりました。

さすがに頑張って食べようという気にはなるのですが、すでに私の胃袋は加齢もあって思いっきり食べる、という気持ちが起こらないようになりました。

たった3年ほど前なら、回転寿司に行ったら8皿くらいはペロリと食べられたのに、今は3皿で限界です。

なんなら2皿で十分。

すると気持ちにも変化が出てきて、どうせ量を食べられないのなら、その時ホントに食べたいモノだけを厳選して食べたくなってきました。

小腹が減ったくらいで何かを摘んだら、その後食事が喉を通らなくなって、栄養が偏るのは避けたい、と切に願うようになりました。

それでも体重は減っていまして、2024年1月現在48キロ前後、BMI値19.1くらいです。まだ3枚目の折れ線グラフを使っています。

来し方3年を振り返るといずれは最低体重を更新しそうな勢いですが、さすがにそろそろ回帰していくと思います。

ただ、服も靴もすでに手持ちはサイズアウトばかり。

新たに服や靴を買うと回帰中にサイズアウトしてしまうのは明らかなので、新調する気にはなれません。

 

痩せていくことで経済的圧迫がこれほどあるとは夢々あるとは思いませんでした。

なによりも気がついたら400ml献血もできなくなっていたし、ダイアナさんの体型シミュレーションでゴールデンプロポーションに分類されるとも思わなかったです。

だって、皮膚にはシワがたくさんあるし、ちょっと自分でもこれが?!と思う体型です。

こんな体型に憧れることはないと思ってしまうのです。

アラフィフで痩せることで、じつは内臓も一緒に萎縮しているンじゃあないか、という不安があります。

女性は50代から肝臓をはじめとする内臓が縮むそうです。

単純に考えても痩せることで血液量は減る訳ですから、臓器も血液が少なくなって萎縮は起きるはずです。

1年ちょっと前から夜中にお腹グルグルと違和感があったのも、萎縮のせいかもしれないし、お腹の皮膚にもシワが出ているのかもしれない…と気がついたのです。

 

私のように若い頃から太ったり痩せたりを繰り返している場合、結局全部健康を害する可能性があるのだと今更気が付きました。

若い頃からなるべく一定の体重維持をできている方は、こんな思いをしないのだろう、と感じています。

幸い、私は長生きに興味はさほどありませんから、これからはなるべく体重維持に努めればいいのかもしれません。

長々と書きましたが、痩せることにも戸惑いやリスクがあるのだろうと気がついたアラフィフの独り言でした。

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