送付国:アイルランド
送付人:ポスクロvol.344送付179通目の男性
切手:0.95ユーロ分+額面なし
※アイルランドから国際はがき料金は2.2ユーロなのですが、額面なし切手はどういう扱いになるのか分かりませんでした。
絵はがき:アイルランドのマルチビューカード
とても珍しく、解説文が英語、中国語、日本語などでプリントしてあります。マイナー言語の日本語なのに!と思ったのですが、消印のインクが濃い&にじみでほぼ読めませんでした(沈)
元々、私が送ったはがきの受取メッセージで「あなたにはがきを送ります」と予告を受けていました。
私がお相手に送った絵はがきの画像(生島浩さんの「5:55」)と内容をとても面白く感じてくれたみたいです。
私が、絵はがきの端にいつも書いている日没時間と、「日本では昨年玉ねぎが不作で、今、拳大が1つ150円(約1ユーロ)します。なんてこった!」と書きました。
この2つがお相手に突き刺さった!(苦笑)
私のはがきが届いたのがちょうど夏至の頃で、アイルランドは午後10時頃に日没時間になること、夏至にお祭りがあること、私の住まい辺りが午後7時に日没になることへの驚きを書いてもらいました。
私が日没時間を書くようになって1年くらいですが、たぶん日没時間に感想をいただいたのはこれまで3~4人くらいです。
ウクライナ侵攻が始まってから、いきなり引受停止になることもあるからと自分の連絡先を表示し始めたことも、今回、礼状をいただけた理由の1つです。
またお相手は元酪農家だそうで、それならちょっとした畑は持っているだろうと思い、日本での玉ねぎ高騰の話も書いてみた経緯があります。
すると畑から玉ねぎをとってきて奥様に「日本ではこれが1ユーロだってさ」と伝えたら信じてくれなかったそうです(苦笑)
そりゃあ、私だって信じられないって思うもの。あはははは。
お相手のご近所では、物価が約3割高くなってきているそうです。日本ではまだ3割増までは実感していないものの、EU加盟国であり、ヨーロッパ大陸から見れば離島であるアイルランド。
日本でも近い将来、3割高くらいに感じることになるでしょうね。
日本の物価上昇は、日本が多国間貿易しているから多少は抑えられている方だと思っています。
はがきが到着したことをお相手への個人メッセージ(ポスクロ公式では個人メッセージのやりとりをネット上でできます)に送りました。
お相手は、私の両親と同世代。私がポスクロのお相手から礼状をいただくのも初めてで、この方の活動的な生き方にちょっとした感動すらあります。
私の両親、知らない異国(しかも時差8時間)、異民族の娘世代に国際はがき郵便を出すだけの気力があるかしら?と疑問に思いました。たぶん、私の両親はそんなことはしないです(汗)
今回、生まれて初めてアイルランドから郵便物を受け取りました。
私にとってアイルランドは、イギリスの植民地という印象が強く、19世紀半ばのジャガイモ飢饉からいまだ立ち直れないという印象です(180年経ったいまだ飢饉前の人口まで回復していない)。
島国なのに島の中に国境がある不思議さもあるし、イギリスのEU脱退で大変困惑している国の1つとも。
あとは北アイルランド問題がつい15年くらい前まで続いていた国、でしょうか。
お相手の年齢から推測するに、彼の青年時代は北アイルランド問題が激化していたのだろうな、と思ってしまいます。
今回、お相手から礼状をいただいて、ポスクロの楽しさが1つ増えたように感じました。