この日は兄、母、私の3人で作業しました。
私にとっては人生最初で最後のらっきょう漬けづくりのお手伝いです。
来年はらっきょう漬けづくりは止めるので、来年用の苗は残さず、全部掘り取り済み。
前日、兄が収穫したらっきょうを水に浸けておいて、朝から洗って、成形、皮むきをしました。
当地は関東ローム層の赤土なので、掘りたてのらっきょうでは洗浄がかなり大変です。
ゆえに前日夕方に収穫して浸水することで、泥汚れが落ちやすくなります。
次に根と茎を切り落として洗浄。
次に皮を剥いて洗浄。
次にザルにあけて、しばしの水切り(乾かしすぎると芯が伸びるので注意)します。
午前中でここまででき、この日の農作業は終わり。
午後は兄と母が外出したのですが、父を1人にできないというので、ちょっと留守番しました。
祖母は在宅していたのですが、祖母では父の面倒は見れません。
軽い肺炎を患っている父は自宅療養中。
基本的にソファで休むばかりですが、30分に1度くらい水分補給のために声かけをしました。
兄が外出する前、兄と私が2人で父に食べてもらう栄養補助食品の買い出しをしました。
その時、兄が「俺がシッカリしてないからゴメンなー」と言うのです。
ニイチャン、あんた、何を言ってるの?
というのも、私が昨夏くらいから父の病名をいくつか挙げていました。
当初兄は私の言う事を相手にしていなかったンです。
でもここ1か月くらいの父の様子から、私がいう病名に思い当たる症状ばかりだとのこと。
兄としては時々農作業を手伝いに来るだけの妹に気づけて、俺は気が付かなかった、とショックを受けているのです。
ンもー、ニイチャン、そんなの気にすンなよー。
結局、父自身が他の病院にかかる気がなければ、セカンドオピニオンなんてムリなんだし。
それより自分の病気に全集中しなよー、が私の本心。
次回も楽しくお手伝いしたいです。
☆おまけ☆
↑100均の名前シール。(個人情報を消すために画像加工しています)
認知機能が落ちてきたら、まずやることは持ち物すべてに名前と連絡先を書くこと。
4センチ×3センチくらいのスペースに、名前、ふりがな、電話番号、住所(町名からでOK)、あれば血液型を書きます。
このシールは洋服の洗濯タグに貼れるタイプ。
幼稚園児、保育園児をお持ちの方にはお馴染みのタグシールです。
この迷子札が役立たない日々が続くことを私は願っています。
いずれ施設でお世話になるにしても、持ち物全部に名前を書く日が来る訳ですから、今のうちから少しずつ準備です。
兄と母は「えー?オトーサン、そんなに歩けないよ?」という反応でしたが、その気の緩みが行方不明の高齢者を生み出すのです。
老眼が進んだ私ですが父のためなら、ショボショボの視界でも頑張って書名前シールに書き込みします。
今回は手書きシールですが、印刷屋さんに外注したり、2次元コードをプリントする方法もあります。
まずは父の肺炎が早く良くなりますように。